糞便移植???
なんか潰瘍性大腸炎とは関係なさそうなキーワードだけど、
何年か前から新しい治療法として研究されているものらしい。
日本ではまだ認可されていないけど、
実際に大学病院などでは手術が行われている。
なにをするかというと
他人の糞便から大腸菌を採取して、それらを患者に移植。
そうすることで大腸菌の状態を普通の状態に戻すというか、整えることができるのでは?ということらしい。
親族の糞便はDNA(遺伝子)が近いから、効果のほどがわからないということで、その他から・・・ということになる。
「えっ---、身近な人に依頼しにくい」
まぁ、そんなことは言ってられないわけで、旦那さん、奥さん、彼氏、彼女または非血縁ドナーの糞便を使用することになる。
病院側でも準備はしてくれると思うけど、どうなんやろね?
糞便移植療法は、
保険適用外だから費用が気になるところだけど、内視鏡検査の費用程度ということだから、べらぼうに高いというわけでもなさそうだ。
移植手術は、何度も試すことができるみたいだから、状況をみながら判断するといいかもね。
糞便移植をした患者さんの腸内細菌の多様性も増して、良い状態が保たれたという結果も報告されている。
どんな治療も個人差があるし、糞便移植も研究が始まったばかりだから不透明な部分もあるけど、新しい研究成果に期待したいところやね。