福岡、佐賀県境のダム近くに枯葉剤の主成分埋設・・・

 

ベトナム戦争で米軍が使った枯葉剤の成分の一つが、全国の山林に埋められているんだってねぇ。

しかも報じられている佐賀県吉野ヶ里町に埋設されている945キロの化学物質の1キロ先には、飲料水用のダムが完成したばかりというから驚きやな。

これらは1960年代後半に、杉などの成長を阻む雑草を枯らすのに散布したらしいけど、奇形を生じさせる恐れがあるとして、使用中止に。

 

埋没した時期というのはベトナム戦争と重なっていて、

ベトナム戦争で使用が中止されて「 在庫がダブついて、国有林に埋めたのでは・・・」という見解の専門家もいる。そうなると当然「杉などの成長を阻む雑草を枯らすため」というのも表向きの理由になるわけだよね。





このベトナム戦争時代の枯葉剤は、モンサント社が製造していて、いま日本中で使われている除草剤「ラウンドアップ」もモンサント社のもの。

埋没地だけに捨てたのかどうかもわからないし、土に浸透して広がった可能性も考えられるよね。

 

ちなみに「ラウンドアップ」は、販売禁止にしている国もあって、フランスやオランダ、アルゼンチン、ブラジル、スリランカ、エルサルバドルなどなど。

その理由としては、ラウンドアップの主成分グリホサートはガンや不妊、先天障害、神経障害、腎疾患と関連性があるということ。

とは言っても、

モンサント社は、ドイツの企業に買収されたから、利害関係も複雑に絡まって製造禁止になることはないような気がする。(むずかしくなったと思う)

 

 

「ラウンドアップ」は農家さんはじめ国民もあちこちで利用しているから、いま日本の土壌汚染を調査したら驚きのデータが出てくるんかね??

 

ベトナムでは、いまも枯葉剤の残留によって奇形の子どもが生まれてきていて、米軍が散布した薬剤による健康被害の数は300万人以上と発表している。(被害者団体による統計)

 

国が進める ” 安心して子供が産める環境作り ” は、どちらかというと職場環境に重点が置かれているけど、生きていくための土壌、子どもがのびのびと遊べる場所(土壌)にも目を向けて取り組んでいってくれると嬉しいね。

 

オイラが気になるのは、

一商品の有毒成分量が健康に問題がないと言っているところで、そりゃ微量だから大抵の人には影響ないのかもしれないけど、様々な成分が含まれる食材、飲料、商品を体内に入れ、様々な農薬やら何やらが土壌に使われているわけだから、合計値は増すわけだよね。。。

医療も進歩しているとは言え、健康でいたいと思うのは万人の願い。

頭のいい人、えらい人たち、お願いしやす m(__)m

 

きっとまた十年後に、異なるでっかい問題が出てくるんやろなぁ・・・。

o(T^T)o

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。