潰瘍性大腸炎 障がい者用の駐車スペースを使いたい 体験記-18

 

そう言えば、

潰瘍性大腸炎になってから「障がい者用の駐車スペース」に何度も車を停(駐)めたくなったなぁ。。。

でも障がい者手帳があるわけでもなく、駐車許可証があるわけでもないから停(駐)められない。

 

日本の法律の障害者基本法では、第二条で、障害者を下記のように定義している。

身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者であつて、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。

「社会生活に相当な制限を受ける」っていう言葉も判断が難しいけれど、自分の場合はトイレに行かなくていい状態のときは、健常者と変わらないからね。。。

 

でも難病指定にもなっているトイレの近い病気だから、障がい者手帳を交付しなくてもトイレ使用のみ許可されるシステムを完備して欲しいと何度も思ったよね。もちろんトイレ使用以外で「障がい者用駐車スペース」に停めた場合は、罰金という形でもいい。

 

「コンビニ」はじめ「高速道路」「道の駅」などで使えるようになるとありがたいけど、法律に定められた定義の幅を広げるとなると、いったいどこまで許可するのかといった問題や悪用する人も出てくるから難しいよね。

 

ただ潰瘍性大腸炎の人でも、人工肛門(ストーマ)が永久的に必要となった場合や、症状の程度により「身体障害者手帳交付」の申請をすることができるから、医師に相談してみた方がいいと思う。

 

自分の症状(全大腸炎型)は重くなかったとは言いたくはないけれど、大腸切除術をしている患者さんのことを考えると、まだマシだったなぁと思わざるを得ない。。

 

シニア世代の中には、障がい者手帳を持っていなくても、歩くのが容易ではない人も多いだろうし、潰瘍性大腸炎患者だけが、たいへんなわけじゃないからね。

 

そういう意味では、施設前で降りたら自動で駐車場に停めに行ってくれて、ボタンを押せば施設前に迎えに来てくれる・・・近い将来、普及するであろう自動運転車両は、いろいろなシチュエーションで便利さを享受できるから楽しみだね。

 

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。