熱中症が増えているけど、過去と比べて気温はどれくらい高くなってるの?

 

最近、熱中症という言葉を聞かない日はないよね。

とりあえず水分補給だけは、しっかりしておこうね。

 

だけど熱中症ってさ、

夏の暑い日だけじゃなくて、春先にも発生していて、5月以降に26℃程度になると救急搬送されている人も増えているんだよね。

2018年4月30日~5月6日の1週間だけでも熱中症による搬送は358人もいたことがわかっている。





職場での熱中症も増加していて、建設業、製造業、運送業、商業、警備業に多く発生している。中には死亡するケースもあって、年齢も30代、40代と働き盛りの世代やで。

死亡が確認された時の気温は、

ケース1 30.7℃(30代男性)

ケース2 28.8℃(40代男性)

ケース3 30.5℃(40代男性)

上記の事例には、発生した月日は明記されていないけど、こわいよなぁ。

でも気温は30℃前後なんだよね。

 

昔はエアコンなしで生活していたわけで、

それじゃあ、いったい気温はどれくらい変わっているのかを調べてみると

気象庁が公開している「ヒートアイランド監視報告2017」には、東京ではこの100年間で平均3.2℃上がっていて、最高気温に関しては1.7℃、最低気温が4.4℃上がっていると明記されている。

 

この100年間で、東京の最高気温は1.7℃上昇。

平均気温が1℃上がるということも大変なことなんだろうけど、100年かけて1.7℃って素人のオイラにはよくわからん。。。人間が環境に順応する期間としては不十分なんやろか。

 

それと気になる指標として

日本スポーツ協会の「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」には、気温24~28℃は、熱中症による死亡事故も発生する可能性があると注意を呼び掛けていること。

日本スポーツ協会サイトは こちらをクリック

 

24~28℃でスポーツ活動中に死亡するって怖ろしいことだけど、

この注意が促されている気温24℃というのは、ある意味、快適というか過ごしやすい気温でもあるよね。

まぁ、15℃くらいから次の日24℃になったら暑いと感じるだろうけどさ。

 

春先にも熱中症になることを考えると、

熱中症対策 = 水分補給 だけでは十分な対策ではないのかもしれないね。ちゃんと水分補給していた人も亡くなってしまう事例もあったわけだし。

 

ちなみに

東京で熱中症による救急搬送は、

子ども(乳幼児32人含む) 387人

成人 1349人

高齢者 1608人

(熱中症による救急搬送 H29年5月1日~9月30日 消防庁)

 

オイラも含めてあまりにも快適な箱の中で生活しすぎかなぁ。。。

外気温に対する人間の耐性というか、順応力・適応力みたいなものが下がってきてしまってるのかもね。

 

これからビックデータの活用で、いろいろな事がわかってくるだろうから、それまで各自が注意していくしかないのかな。

熱中症は、体力のない子供や高齢者に多いようだけど、成人もそれなりに発生しているから注意は必要だよ。外出の多い方は、気をつけてなぁ!

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。