んー、すごい。。。
何がすごいって、特定地域の車を自動運転車両のみにするという決断の早さ。
しかも北京から100kmほどの所(雄安地区)に東京都並の広さを確保して、プロジェクト発表をしたわけだから驚かされる。スマートシティ化はすでに18地区でプロジェクトが進んでいて、遠隔操作にて治療が行える医療プロジェクトなども進行している。
最近の国内メーカーは、技術を小出しにしながら新製品を発売していく傾向が伺えるけど、中国はとにかく持てる技術を惜しみなく開放して、我先にと商品化する勢いを感じるのは私だけではないはず。
中国は、まず商品化した製品を市場に流通させて、問題があれば修正をしていくスタンスだから、日本のように不具合のないパーフェクト商品を目指してから製品化する流れとは断然スピードが違ってくる。
日本は、市場が成熟しているから不具合のある製品を大量に出しているようでは、一気に信用を失うし、売れないレッテルを貼られてしまうから仕方がないけど、この差は大きいよね。
いま話題のドローンも中国企業のDJIという会社が世界70%のシェアを持っている。その反面、急速な成長を遂げるなか2015年に起きた新幹線の衝突事故は記憶に新しい。
あの新幹線事故は、事故後すぐに事故車両を地中に埋めてしまって世間を驚かせたけど、事故原因を調べることなく地中に埋めなくてはいけない理由がそこにあったわけで、言われているのが新幹線に積んでいる予備(補助電源)電池問題。
実は日本の新幹線の補助電源は、原子力燃料電池が使われていて、当然搭載している車両が大破すれば放射性物質が拡散してしまう。最近の新幹線には、リチウムイオン二次電池が採用されている。
中国の新幹線は、日本の車両が輸出されているんだけど、中国仕様にするために補助電源をどうしていたかは不明。もし日本と同じ仕様のものが輸出されていたら、当然処理を急がなければいけないわけで、地中に埋めてしまう行為は間違っていなかったとも言える。
同じく2015年に起きたフランスの高速鉄道TGVの脱線事故も調査方法に「?」が付いている。
というのも、このTGVも原子力発電装置が搭載されていて、事故直後は、なぜか日本でもおなじみの白い防護服を着たチームが事故調査をしていたことが分かっている。もちろん放射能に関する正式な情報は出ていない。。。
何はともあれ
中国の勢いは止まらない、止められない。。。