ナメクジ食べて男性死亡。。。「広東住血線虫」が原因

 

オーストラリアのシドニーで友人と酒を飲んで騒いでいた19歳の男性が、友人宅の庭にいたナメクジを食べて死亡した。




食べた後は体に力が入らなくなって両脚にも激しい痛みを感じて病院に。病院の医師はこれらの症状から、ナメクジに寄生していた「広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)」が原因と診断。

この男性は420日間も意識が戻らず、意識が回復した後も自力で食べることも動くこともできず、24h介護が必要だったようだ。

 

↑ これがアフリカマイマイ。

 

ナメクジを食べることはないだろうけど、食べたら ” 死ぬ ” 可能性があるなんて知らなかったし、ナメクジが這った葉物の野菜を食べちゃうこともありそうだよね。

以前に友達がチェーンのレストランで注文したサラダに生きた青虫がいたとオモシロ可笑しく話をしてくれたけど、ナメクジが付いてることだってあるやろし。。。新鮮で農薬も少なめという見方もできるけど、ちょっと怖くなるね。

 

調べてみると、

「広東住血線虫」に寄生されたナメクジが這った後の野菜や果物には、広東住血線虫の卵や幼虫が残っていることもあって感染原因にもなるみたいだから、注意はした方が良さそう。しっかり葉物野菜を洗うか、火の通ったものを食べるといいみたい。

 

「広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)」は、

成長するまでの間に

カタツムリやナメクジ、カエルなどに寄生して

それらをネズミが食べて

ネズミのフンなどを通じてナメクジやカタツムリに寄生して

またネズミが食べて・・・

というサイクルで感染していくらしい。

 

日本には確認されなかった「広東住血線虫」が、なぜ国内でも見つかるようになったかというと、本来「広東住血線虫」はマダカスカル島にしか生息していないもので、島に生息するアフリカマイマイという巻貝が食用として日本にも輸入されたことから国内でも「広東住血線虫」が確認されるようになったようだ。

 

今ではアフリカマイマイは、日本では有害動物指定にもなっていて世界の侵略的外来種ワースト100にも選定された種になっている。

 

感染してしまった場合は、特効薬もないようだから

1.アフリカマイマイやカタツムリ、ネズミ等には触れないようにして、触った場合はよく手を洗う

2.野菜や果物はしっかり洗って、野菜は加熱するのがベスト。

 

こうすることで感染も防げるようだから注意しておきたいね。

オイラの小さい頃はカタツムリを捕まえたり。。。家のお風呂場にもナメクジとかよく出没してたもんなぁ。。。親には何も注意されなかったし、ただ「運がよかっただけ」としか言いようがない。。。

 

ちゃんと子供にも説明しておこう。。。

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。