テレビにNHKが映らない「イラネッチケー」取り付けた女性が受信料裁判で勝訴。

なんとNHKを映らないように「イラネッチケー」をテレビに設置した女性が

「NHK受信料を支払う理由がない」

として裁判、東京地裁は女性の主張を認めた。

NHKの受信料裁判はいままで何度も行われてきたけど、敗訴したのは今回が初めて。

というのも

NHKが受信できないように機器をテレビに取り付けるだけではダメで、素人が絶対に取り外しできないようにする必要があるのだ。

「NHKから国民を守る党」でも有名な立花孝志氏も過去「イラネッチケー」を接着剤で固めたり、「イラネッチケー」を壁の中に埋め込むなどして裁判に臨んだことがあるけど、すべて敗訴。

NHKが映らないようにしたテレビに使われた機器は今回も「イラネッチケー」。

どのように取り付けたかと言うと、

テレビの中にアクリル板とアルミ泊を重ねた板で「イラネッチケー」を覆って、その中にエポキシ樹脂を流し込んで電波を遮断。

もし取り外そうとしてもテレビが壊れる仕組みにしたそうだ。

NHKは大手の弁護士事務所に依頼して、東大の先生にまで意見書を書いてもって裁判所に訴えたそうだけど、今回ばかりは敗訴。

この「イラネッチケー」は、筑波大学システム情報工学研究科の掛谷英紀准教授の技術協力を得て作られたもので、「イラネッチケー」を作った理由は、NHKの「政治的に公平であること」と明記された放送法に反していることがきっかけとなっているそうだ。

その内容というのは、

7~8年前、辻元清美議員(当時・民主党)と中山成彬議員(当時・日本維新の会)が、従軍慰安婦について質問をした内容を、だれかがYouTubeにアップロードしたんだけど、なぜかNHKは中山議員の質問だけを削除要請したとある。

YouTubeにアップされた質問の中身だけど、

辻元議員は、

「(慰安婦関連の資料に)ただ単に強制するという文字がなかったというだけで、果たしてその論理は成り立つのか

という旧日本軍の強制ありきの主張をすると

中山議員は、

「(当時の朝鮮は)警察、ナンバーツーの警部と高等刑事も朝鮮人が務めていた。これらの体制で、官憲の強制連行というのは考えられないんじゃないですかね

と強制はなかったとする反対の主張をした。
これをNHKは、従軍慰安婦に強制はなかったとする主張のみを削除要請していたというのだ。

片方だけを削除させたのであれば、公共放送とは言えないし、公平じゃないよね。女性がNHKを映らないにした理由もなんとなくわかる気がする。

この他にも民放にあるような「ヤラセ」や「意図的編集」もNHK内で数多く行われていて問題となっている。

筑波大学の掛谷英紀准教授は、将来的に子どもがいる貧困世帯に、NHKが映らないテレビを配りたいそうだ。

なぜならNHKの受信料免除はほとんどなくて、貧しくても受信料を支払わされている人がたくさんいるからだ。 実現されるといいね。

NHKは当然控訴してくるだろうから、最高裁で勝てるかどうかだね。

今後の行方に注目したい。

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。