世界中に新型コロナウイルスが広がって、各国がロックダウン(都市封鎖)をしている中、北欧のスウェーデンは個人の自主性を尊重した対策「集団免疫」という独自路線で注目を集めている。
もともとスウェーデンは個人の自主性を尊重する伝統が強く、今でもマスクをせず、小中学校は開校、人々はカフェやレストランで食事を楽しみ、ショッピング等もOK。
もちろん封鎖をしない代わりに国民一人一人に「責任ある行動」を求めていて、「社会的距離」は保つように呼びかけは行っている。
「集団免疫」の良いところは、多くの人が自然感染して免疫を自身の体に持つことでウイルスを抑制できること、そして医療崩壊の懸念が少なるなることだね。
ただ4月23日の時点で下記のような数値となっていて、隣国フィンランドやデンマークなどと比較しても致死率が高くなっているのが気になる。
スウェーデン
人口 約1000万人
感染者数 約1万6000人
死者 約2000人
スウェーデンの独自路線「集団免疫」がどう出るかわからないけど、現地の疫学者が「5月にも集団免疫を獲得する」と主張、スウェーデンの集団免疫が近いとしている。