日本でも流行している「電子タバコ」が早くも ” 有害 ” との判断がなされていて、WHO(世界保健機関)では規制の対象とすべきと言明している。
米国では電子タバコによる健康被害が社会問題化していて、トランプ大統領が香りや味の付いた蒸気を吸う電子タバコのほぼ全ての販売を禁止する方針を表明している。
その理由のひとつとして
電子タバコの使用との関連性が疑われる深刻な肺疾患で全米で5人の死亡が確認されていること。詳しい原因は特定できていないようだけど、電子タバコの使用中止を呼び掛けているようだ。
その他にも、息切れ、胸の痛み、嘔吐、倦怠感などの症状を訴える患者もいて、関連性を調べている。
また2018年には電子タバコが爆発し、所有者に破片が直撃して死亡する事故も起きていたり、電子タバコのバッテリー事故も起きていて29才の男性が首を骨折して歯が粉々になった事例や、デンバー国際空港で起きた火災が、ペン型電子タバコの電池が原因とわかっている。
海外ではすでに健康上の理由で電子タバコを禁止している国もある。
たとえば香港は既に2018年には電子タバコを全面禁止にしていて、シンガポールでは、水たばこや噛みタバコに加えて、電子タバコの所持も禁止されている。
タイでは、所持しているだけでも違法となり、5年未満の懲役または罰金となる。販売・購入・輸入した者には10年未満の懲役および100万バーツ未満の罰金が科されるとのこと。
はたして日本は???