高齢化社会に合わせた免許制度ってどんなのだろ?

 

また高齢者の暴走運転による死亡事故が発生した。

運転手は87才。

ブレーキ痕もなくスピードを上げたまま交差点に突入していたという。

 

「アクセルが戻らなくなった」

と話しているそうだが、最近の男性は右足をひきずり杖をついて歩いていたという報告もあり、警視庁は原因を慎重に調べている。

 

だけどこの男性が逮捕されず、実名報道が一部で「さん」付けだったことも気になるよね。

ネット上では「上級国民」として騒がしいようだけど、運転していた男性は元旧通産省官僚で、大手企業の役員を経て、勲章も受けているようだ。

まぁこういった話はよくあるようにも感じるけど、被害者親族はたまらないよね。

逮捕されなかった理由は他にあるとは言え、「さん」付けは良くないと思う。

 

とりあえず高齢者が運転する事故の増加は、今に始まったことじゃないだろうから、増えたと感じているのは報道されていなかっただけとも言われている。

さすがに悲惨な事故が増えてきているから、公に知らせていく必要が出てきたのかなぁ?

 

もし高齢者の運転免許に関する新しいルール作り(法案)のようなものが出来上がりつつあるのであれば、いきなり施行すると反発も大きくなるから、「なぜ変えるのか?」を国民にもわかるような形で報道・認知を高めていく必要はありそうだよね。

 

でもこれだけ悲惨な事故が続くのであれば、早急に対応をしてもらいたいところだ。

 

たとえば

「○才以上は運転免許返上」

将来的には

「○才以上は自動運転車両への切り替え義務化」

 

「○才以上は運転免許返上」

↑ 高齢者の人は、これに対して

「ボケてもいないのに、なんで俺が(私が)免許を返上しなくちゃいけないんだ!」

って言う人もいるだろうなぁ。。。

 

車の免許取得は18歳からと決められているけど、最近の若い人は18歳未満でも大人と変わらない分別のある人だっている。もちろんそうでない人もたくさんいる。

 

患いたくなくても認知症になる人もいれば、身の回りのことが全てできる90才の人もいる。

 

時代も変わって「 超高齢化社会 」に突入しているわけだから、新しいルールができるのは普通のことやと思うんだけどなぁ。

これだけ痛ましい事故が多く起きているんだから、思い切ったルール作りに期待したい。

 

免許返上時は、

1.国が車を市場価格+α で買い取る (「+α」の部分は免許返上の年齢に達してから、期間が経過するごとに減少していく仕組み。ある一定の年齢で強制返上。まぁ、そんな財政あるわけないな。)

 

2.免許返上後、持ち家を手放して、現在よりも交通アクセスのよい地域への引越には引越費用を全額負担する (おっ、心機一転いいかも。。。)

 

3.過疎地で高齢者専用の国営タクシー会社を起ち上げる。(将来的には自動運転車両が普及してタクシー運転手の仕事も減っているだろうから一時的な雇用の維持にもいいと思う)

 

4.過疎地でのITシステム活用。(免許返上した方がスーパーや医療施設を利用したい場合は、システムにスケジュールを登録、地域住民、バスまたはタクシーが自宅前まで迎えに来てくれる。)

 

これはメリット大きいよねぇ。

 

まぁ、何はともあれ自動運転車両が一日も早く開発されてほしいところだね。

    

ABOUTこの記事をかいた人

「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。