いま遺伝子を調べてその人の遺伝子の変異や病気のかかりやすさを判定する検査が増えてきているみたいやね。
病院でやってもらうと費用は検査項目によって数万円~数十万円。
民間の検査キットだと6,000円くらいから販売されていて、唾液を採取して同封の返送用封筒で送るだけ。ただ検査方法に疑問を感じる業者もあるようだから、民間の検査キットは注意が必要だね。
というのも病院の現場にいる遺伝医学の知識があって専門のカウンセリングができる「遺伝子カウンセラー」も不足している状態で、民間企業にどれだけ遺伝医学のわかる人がいるのか・・・っていう感じ。
遺伝カウンセラーは、日本遺伝カウンセリング学会と日本人類遺伝学会が認定する制度なんだけど、大学で教えているところも少ないようで、体制が整っていないみたい。
民間企業も情報の蓄積でこれから検査精度も高くなっていくと思われるけど、まだまだ開発途上だろうね。
市場で売られている検査キットを業者に送ると、その後に300問以上のアンケートが届いてそれに答えないと結果を出さないという所もあるらしい。しかもアンケート内容は個人の病歴や親族の病歴など細かく聞いてくるというから、遺伝子じゃなくて、アンケート内容で診断してるようにも思えちゃうよね。(笑)
誰にでも当てはまるような結果だったり、半年過ぎても連絡がないこともあるんやって。。; ̄ロ ̄)!!
最近では、ガン患者の遺伝情報を基に最適な治療を選ぶ医療や、妊婦の血液から胎児の染色体異常を調べる検査を提供する病院も増えているとある。
これから遺伝学の精度が高まっていけば、早期発見、早期治療も可能になってくるし、予測される病気に対しての対策もできるから少しでも早く担い手さん(遺伝カウンセラー)が育ってほしいと願うばかり。。。
でも一度受けてみたいものだね。