中国広東省の佛山市(仏山市)という地区はいくつかの市と合併。かなり大きな都市になっていて、ここは地元でも有名な「家具の都」となっている。
この地域の主力産業は「家電」「アパレル」「紡績」「家具」などで、日本企業もパナソニック、東芝などが進出しているところ。昔は、農業が盛んな地区だったけど、改革開放後は工業都市として発展。
中国では、家具も一大産業に育っていて、例えばアメリカの輸入家具は2000年前半に3分の1以上が中国製となっている。
日本もかなりの数を中国やベトナムで加工されているのが現状だ。
国内の家具で「国産」と表示されているものの中には、加工を中国やベトナムで行って、磨きや仕上げを日本で行うというものも多い。要は最終段階の仕上げを日本で行っているものを「国産」とうたっているのだ。
もちろん違法ではない。
さて中国の「家具の都」とも呼ばれている広東省仏山市だけど、
とにかくデカいらしい。
5kmある大通りの両側には家具屋がひしめきあっていて、大きなモールのような所もある。総店舗面積はなんと280万㎡。東京ドームのグランド面積で「1万3000㎡」らしいけど、どれだけ広いか想像できんね。(笑)
そこには約3000店以上の家具屋が入っていて、最新のデザイン家具からアンティークまで揃わないものはない品揃えというから一度は行ってみたい。
↓ 下のような巨大モールがいくつもある。
毎年3月になると家具の博覧会が開かれているようだから、新築などで家具を新調するときはタイミングの合う人は行ってみてもいいかもね。
注意したいのは、保証問題や材質だろうね。
昔、ボリュームを出すために段ボールの入った餃子を食べさせてた中国のお店が話題になったけど、中国人に言わせると、驚きに値しないと言ってた。(笑)
まぁ、飛行機代、ホテル代を入れても日本より安くすむんじゃないかなあ。もちろん旅行会社を通して通訳が一緒に回ってくれるとか、中国の知り合いがいないと大変そうだけどね。
いま翻訳機器に向かって話してくれれば日本語にしてくれる便利な端末があるけど、中国語版の精度ってどうなんだろうね。英語はかなり使えるらしいけど。。。
オイラは杭州にある商品問屋に行ったことがあるんだけど、そこも大きかった。いろいろ商品を見るだけで、3日を費やしたけどそれでも全部は見れなかった。
日本では有明にあるフロア面積国内最大級の大塚家具が有名だけど、1日あれば十分見ることができるよね?この佛山市(仏山市)の家具屋をすべてみるのであれば、1週間は必要かもね。(笑)
いつか行ってみたいなぁ。