やっぱり残業はイヤだよなぁ。。。

 

最近は、ブラック企業とかサービス残業、パワハラ、いろいろと問題になってるけど、20年、30年前とは感覚や意識、価値感が変わってきたよね。

 

オイラは若い頃、とにかく稼ぎたくて1日10時間なんて当たり前だったけど、歳を重ねてパワハラ上司や職場の雰囲気など、いろいろ重なるとオイラもやっぱり長く働きたくないって思ったしね。。。

もちろん若い頃にもパワハラはあったし、ここでは話せない取引先での嫌がらせも経験した。





20代前半で仕事を辞めてワーキングホリデー(海外で働ける制度)で海外に行ったときは、入用だったからバイト先でガムシャラに働いたんだよね。当然、ツライとは思わなかったし、楽しかったかな。

 

お金を貯めるために最初は、

ガソリンスタンドで朝7時から夕方5時までの10時間。

その後に

ファミレスで夜7時から翌朝の2時までの7時間。

1日15~17時間働いていて、休日は死ぬように眠っていた。

 

そんな中、愛車ミニクーパーが壊れて想定外の出費が重なってしまった。

まだワーホリ出発までに時間もあって、手放したくなかったんだよね。レッカーやら修理で100万くらいかかってしまって、最後に30万で売って大赤字。

 

計算すると、このままだと出発日までに十分なお金が貯められない。。。当たり前だよね。。。(笑)

出発前に売って、資金の足しにしようと考えていたけど、考えが甘かった。。。

 

そして働き口として選んだのはホテルの配膳。

ファミレスを辞めるときは、時給を大幅にアップしてくれると言ってくれたけど、1日に働ける時間も8時間に制限される条件だったから、丁重にお断りしたんだよね。

 

ホテルの配膳は、時給1450円、夜は25%増で、深夜も割り増しになったから、時給2,000円超になった。

でも経験が少なかったから、面接で落とされそうになってね。

募集の時点で「経験者のみ」ってなっていて、ホテル経験はないけど応募した。

((^┰^))ゞ テヘヘ

 

面接で何を話したのか覚えていないけど、

面接官に

 

「とりあえずもう一人面接予定なので、合否は後ほど電話します。帰っていいですよ」

 

って言われたんだよね。

このままじゃ落とされる。。。って思って、

面接官がデスクに顔を向けた後も、オイラは帰らずに座っていた。

 

面接官が帰らないオイラに気づいて

 

「どうしたの?」

 

って聞くから

 

「もう一人面接予定の方はおそらく経験者だと思いますが、戦力になってみせます。頑張りますのでよろしくお願いします!」

 

って頭下げてお願いしたんだよね。

 

「わかりましたから、とりあえずお帰りください」

「はい、失礼致します」

 

その日のうちに電話があって、採用になった。。。(*^-゚)vヤッター♪

一流ホテルのオープニングで、とにかく忙しくて芸能人も訪れる人気のホテルだった。最初は終日グラス磨きだったけど、3ヶ月くらいしてホールを任せてもらえるようになった。

 

働く時間は、

① 夕方16:00入り 翌2:30am~3:00am位まで

2時間位の仮眠のあと

②朝7:00am~15時pmまで

③1日休みまたは翌朝入り

 

この①~③のセットを1年弱ほど続けたかなぁ。。。

朝の3時位に仕事を終えて、食事、軽くシャワーを浴びて4:30am位に仮眠ルーム。。。

朝6:20amに起きて、6:45amにはホテルの朝食ブッフェの準備。忙しいホテルだったから、ほんとに勉強になったし、稼がせてもらった。

 

ちなみに働き始めた頃のオイラは、ナイフとフォークのセッティングで、ナイフを左側に置いてしまったこともあって、恥ずかしかったなぁ。。。

 

そういう時に限って、ほとんど顔を出さない支配人が来るもんなんだよね。(苦笑)

 

「これ誰がセッティングしたの?」

 

オイラは未経験で必死だったから、丁寧な仕事を心掛けていたし、褒められるのかと思って

「はい、私です」

って近づいていったら

「フォークとナイフが逆だよ」

 

うぎゃー、って感じ。(笑)

 

まぁ、そんなこんなでワーキングホリデーにも十分な資金を持って行くことができたし、当時の友人等とは年に1~2回は会って楽しい時間を過ごしている。

 

当時と今って何が違うのだろうって考えると

目標(夢)を持って働けたからかなぁって思う。もちろん若さも大事かな。あの過酷な労働は身体がもたないし、いまは考えられない。。。

 

IT革命で様々な分野が低空飛行を続けてるけど、いまの若い人たちは「夢」を持てているのかなぁ?

オイラは「夢」見させてもらえたから、やっぱり若い人たちにも「夢」を持って生きてほしいなって思うんだよね。

 

それと仕事に疲れて身体が悲鳴をあげたら、無理せず休むことだね。

あと辞めるのは勇気がいるだろうけど、どんな仕事も一生懸命やって経験積んで

いつでも辞めれる自分を作り上げておくことも大事かなぁって思う。

 

オイラは、「夢」に向かって歩む人たちの背中を押してあげられるオッサンでいられるよう頑張るでよ~。

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。