【備忘録】東洋経済 必要性が疑われている医療 vol.02

普段何気なく受けている健康診断や治療、手術、投薬、処方薬など、専門家からみても ” それいらんやろ ” と思われるものが多くあるみたいだね。

たしかに抜く必要のなかった歯が抜かれていたり、クリニックを変えたら、異常なほどクスリ(薬)を処方されたりと身近なところでも ” ムダ ” ” 不要 ” なことが行われている印象がある。

専門的な分野だから、一般人が指摘しにくいというのもあるよね。

今回「備忘録」として残しておくのは 週刊東洋経済 2020年2/15号に掲載されていた一部なので詳しく知りたい方は、買って読んでみてね。

受けなくてもいいムダな医療リスト

今回取り上げるのは「受けなくてもいいんでない」というムダな医療についてなんだけど、これは米国医学会が公開した「科学的根拠」の低い、必要性の疑われる医療リストだから頭の隅に入れておいてもいいかもね。

病名、治療法、検査など内容理由
がん健常者にPET検査やCT検査のがん検診この検査をしても「がん」が見つかる可能性はめちゃめちゃ低いんだって。放射線被ばくのリスクが指摘されている
前立腺がん安易なPSA検査前立腺がんは進行が遅いから有害性は低いようで、特に高齢者のPSA検査は不要と言っている
乳がん乳がん疑いでの手術乳がんの疑いでも悪性でないとわかれば、切除手術を避けることができる
卵巣がん検査健康な女性の卵巣がん検査無症状なのに卵巣がん検査をしても早期発見や死亡率の低下にはつながらないようだ
大腸がん頻繁な内視鏡検査高性能の大腸内視鏡を使った検査で発見できなければ、その後10年はがん発生のリスクは低い
クスリ5つ以上服用している人にさらに医薬品を処方する5つ以上のクスリを服用しているとクスリの副作用などの原因が複雑になり把握できなくなる
呼吸器科在宅酸素療法の長期利用は要検討低酸素状態は急性疾患が治癒すれば改善することが多いとのこと
腰痛2回以上の休養最近では休むより動くことが治療の潮流で、48時間以上横になるメリットはないらしい
認知症認知症患者への胃ろう認知症患者への胃ろうは延命効果も、誤嚥性肺炎の予防効果もなく、生活の質も高まらない

んー、上記は一部を抜粋しているんだけど、いちばん気になったのは「大腸がん」だね。

東洋経済の記事には

「大腸がんの頻繁な内視鏡検査も不要で10年に1回で十分だ」

と書かれていた。

んー、どうなんだろうね。
内視鏡検査は専門家からみれば ” ムダ ” なんだろうけど、それは

「検査する人がみな同じレベル」

である必要があるよね。
内視鏡検査で腸に穴が開いてしまったり、麻酔薬で事故に遭う確率も減少するというけど、どんなに内視鏡検査の機器性能が高くなっても、医師の経験値は違ってくるし、検査をする医師の集中力の欠如や疲れ具合でガンの見逃しがあると言われているからね。

だから

大腸検査後に「大腸がん」が発見されなかった場合、その後10年はがん発生のリスクは低いという客観的・科学的な判断は理解できるんけど、

「検査後10年は内視鏡検査をしなくていい」

というのは、判断が分かれるところだよね。
まぁ、AI医療が普及してガンの見逃しがなくなれば、上記のような体制でもいいかもしれんね。

それと潰瘍性大腸炎の人で症状が続いてしまっている人は、普通の人よりも「大腸がん」になる確率が高いと言われているから、適宜検査を受けていく必要があると思う。

腰痛は”休む”より”動く”が現代医学の潮流

腰痛はいやだよねぇ。

腰痛を治したいのであれば、とにかく動くことが大事・・・という結果が出ていて、湿布は一時的に緩和させるだけ。根本的には何も変わっていないんだってさ。

オイラも春になるとギックリ腰になって起き上がれなくなっていたんだよねぇ。最近は「ぶら下がり健康器」のおかげで、ギックリ腰はなくなった。

いままでいろいろ試したけど治らなかったという人は、だまされたと思ってやってみてね。

ぶら下がっているだけOK。

あっ、デスクワークが増えた人は、外に出て歩いたほうがいいかもね。。。。

また次回も「信じてはいけないクスリ」特集を取り上げるよ~。

「信じてはいけないクスリ」特集のあれこれ。Vol.01

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。