【新型コロナ】スウェーデンの「集団免疫戦略」に国内から反対も。。。

先日紹介した記事「 スウェーデンはマスク無し。飲食店もオープン、小中学校も開校している 」の「集団免疫戦略」を実施しているスウェーデンだけど、感染者数は増え続けていて、なんと死亡率は4月末時点で12%超と非常に高い数値となっている。

新型コロナウイルス感染者の死亡者数が最も多いアメリカでも約5.8%、中国が約5.5%を見ても2倍以上の高さ。

死亡率が高いというのは国民としては勘弁してほしいだろうし、政策が間違っていないのか疑問に思うのも当然かと思う。。

周辺の北欧諸国が厳しい移動規制を敷いている中、外出制限も移動規制もしないという独自路線を貫いてきたスウェーデン政府だけど、さすがに国内からも「集団免疫戦略」に対して反対の声が高まってきている。

たしかに周辺諸国の死亡者数(4月30日時点)をみてみると

・ノルウェー 207人
・フィンランド 206人
・デンマーク 443人

となっていて、スウェーデンの死亡者数 2,462人はたしかに突出して高いと言える。
スウェーデンの「集団免疫戦略」というのは、ウイルスに感染した人を自然に増やしていって、新型コロナウイルスの”免疫”を体内に形成。これにより第2波、第3波の感染拡大を防ぐことができるという作戦だったんだよね。

ただ現時点では自国の死亡者数が多すぎて、まだなんとも言えない結果になってしまっている。

ただスウェーデン政府は、先に人の体に”免疫”を作ることを目的としたわけだから、他国よりも死亡率が高くなってしまうのは仕方がないように思う。

世界各国で感染の第2波が秋冬あたりに来ると言われているから、その時にスウェーデンと周辺国の数値がどう推移しているかで政策の是非が問われることになるのは間違いない。

オイラも政府の対応に不満はあるんだけど「新型コロナウイルス」のようなことは初めてのことだし、一つ一つの決定に迷いが生じてしまうのも理解はできる。
とは言え、理解はできるけども不満は口に出す(笑)

スウェーデンの「集団免疫戦略」も収束時にどのような結果になるかわからないことだけど、世界中が同じ道を歩くよりもスウェーデン政府のような政策判断が今後の参考になることは間違いない。

日本も家賃2/3を国が半年給付という案が、遅ればせながら出てきた。

ブーブー言われてからの支援策だからイメージは決してよくはないけど、事業者の不安が軽減するから良いのではないだろうか。

あとは申請方法の簡略化、支給までの時間短縮をお願いしたいところだね。

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。