始まってる・・・コロナ倒産。国交省が不動産業者に家賃の猶予を通達?

緊急事態宣言が出てから1か月。
いまはギリギリお店をつぶさずに頑張ってる経営者も多い。
そんな中、「緊急事態宣言」の延長が決まりそうだ。

こりゃたまらんよね。
お店の売上が激減、もしくはゼロになるって、こんな恐怖ないよ。

最終的には5月4日に決定するとのことだけど、はたして家賃補償などの発表はあるのかね?

と思っていたら、国交省が不動産業者に

新型コロナウイルス感染症の影響により、賃料の支払いが困難な事情があるテナントに対しては、賃料の支払いの猶予に応じるなど、柔軟な措置の実施を検討するよう要請している

「ありゃ、不動産業者に負担させるの?」

一応、店の賃料の減額や猶予に応じた場合は、ビルの所有者を対象に法人税や社会保険料の猶予、固定資産税の減額や免除を実施するらしい。

んー、法人税も社会保険料も猶予してもらうだけだから、結局支払うことになるし、固定資産税の減額や免除も賃料とのバランスがどうかってところだよね。
結構厳しいよなぁ。

賃料の減額やら猶予をしている間にお店が潰れてしまったら、回収はどうなるのか・・・しかもあくまでお願いベースで命令ではないから、何かあっても賃貸料の補償はない。

今後も「ホテル業」「飲食」「アパレル小売」などの外出禁止がモロに影響してくる業種の倒産は増えるのは間違いない。

ただ表向き財布の紐がキツイ政府の対応も実は企業の返済、不渡り、社会保険料、税金の猶予など様々な支援策は用意してくれている。

けっして十分とは言えないけど、会社経営者は、社会保険料の支払もキツイ状況だと思うから、年金事務所に電話をして支払猶予してもらった方がいい。

すでに経営破たんした会社も発生している。しばらくは金融緩和策やら様々な政策も手伝って、企業の倒産を低くすることができると思うけど、時間が経つほどに大きな企業の倒産も出てくるような気がする。

政府には、倒産リスクの高い大手企業リストが金融機関から届いていると思うけど、合併やら吸収をさせようにもどこも不安を抱えているだろうし、このままズルズルと時間ばかり過ぎていくとバッタバタ大型倒産が紙面を飾るようになるかもしれないね。

すでに経営破たんした会社の一覧(下リスト)を見てみると、やはり観光系の多いことがわかる。ドイツ最大の大手航空会社ルフトハンザも経営が緊迫していて破たん処理も選択肢の一つになっていることがわかっている。

正直、ドイツ最大の民間銀行「ドイツ銀行」も以前から経営に「?」マークが付いていて、ルフトハンザ航空に緊急融資をする余裕はないだろうから、各国に協調融資を求めているものと思われる。

ルフトハンザ航空は、世界第3位の売上を誇る航空会社でドイツ国外にも航空会社を多く傘下に置いているからコケると大変なことになる。。。

だけどコロナが落ち着いてきても国際便が通常通りに飛ぶのは、ずっと先のことだろうから、ドイツのルフトハンザ航空のように世界各国の航空会社が破たんしてしまう可能性が高い。

そうなるとアメリカのボーイング社だって・・・

うっ、実はボーイング社もすでに経営危機となっている。
コロナの影響も大きいんだけど、新型飛行機「737MAX」が墜落事故を起こして乗客乗員全員が死亡するという事故が発生。

2018年、2019年の計2件発生しているんだけど、世界中で「737MAX」の飛行が禁止となって、その後、原因究明をして市場に再投入したものの、信頼は回復されず「737MAX」の生産は終了。現在、アメリカ政府に支援を求めている状態なのだ。

今年は各国の努力で持つかもしれないけど、来年には大型破たんが発生して、連鎖倒産になるかもね。

経営破たんした会社一覧

・北海道三富屋(北海道)
・ルミナスクルーズ(兵庫)
・花のれん(北海道)
・田村屋旅館(福島)
・愛トラベル(広島)
・シティーヒル(大阪)
・ニューステップ(沖縄)
・小林出版(東京)
・豆匠たかち(東京)
・レバンテ(東京)
・高倉商事(新潟)
・潮来富士屋ホテル(茨城)
・原鶴温泉咸生閣(福岡)
・エターナルアミューズメント(東京)
・RIT(東京)
・トラベルシリウス(岡山)
・マイチケット(兵庫) 旅行代理店
・WBFホテル&リゾーツ株式会社(関西、北海道)
・株式会社冨士見荘(愛知)
・株式会社ニューステップ(沖縄) レンタカー
・京洛和蒼株式会社(京都) 着物販売・レンタル
・長州観光開発株式会社(山口) ホテル
・瑞穂リゾート株式会社(広島) スキー場
・パークリープロパティ株式会社(広島) スキー場施設賃貸
・ルミナスクルーズ株式会社(神戸) クルーズ船
・株式会社ロイヤルオークリゾート(滋賀県)

    

ABOUTこの記事をかいた人

「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。