潰瘍性大腸炎のトイレあるある 体験記‐27

 

「潰瘍性大腸炎」って病名を初めて聞いた人のために少しだけ説明をさせてもらうと

難病にも指定されているこの病気の大きな特徴は、トイレがガマンできなくなること。

 

ほぼ100%に近い人たちが、最初の頃はお漏らししてしまう病気で、多い人だと、1日に15回以上もトイレに駆け込んでいる。とにかく電車移動が怖いし、駅トイレやデパートでトイレ待ちの列ができてた日には、雄たけびを上げながら、ブヒブヒ漏れ出てくる音をかき消す努力をしているのだ。

オナラも便もガマンができないのだから仕方がない。。。(苦笑)

 

しかも、

血便やら卵白のようなドロッとした粘液が便に混じって出てくるんだよね。

ドロドロの粘液にまみれた便に真っ赤な大量の血を初めて見たときは、恐竜の赤ちゃんでも出てきたのかとビビったものだ。

冗談のような話に聞こえるかもしれないけど、コレほんと。

血の量がハンパじゃないから、病名がわかる前は、おそろしくて目の前が真っ暗になる。

 

潰瘍性大腸炎のことをもう少し知りたい人は、「潰瘍性大腸炎って、どんな病気なの?」を読んでくれるとありがたい。。。





オイラが病気になった10年前は10万人くらいだったんやけど、いまじゃ国内に17万人!

急激に増えているんだよね。

このブログを読んでくれている人も気を付けて・・・と言いたいところだけど、原因もわかっていないから気を付けようがないんだよね。

 

まぁ、そんなこんなで、

現在は、寛解(かんかい)と言って、オイラは症状が安定している状態なんだけど、

またいつ発症するかドキドキしながら、生活している感じ。

(いま少しだけ危ない感じだから、身体を休めているところ)

 

今回のブログタイトル「潰瘍性大腸炎のトイレあるある」だけど、

潰瘍性大腸炎っていうのは、さっきも書いた通り、トイレがガマンできない病気だから

便意を催すと、とにかく競うようにトイレに駆け込む必要があるんだよね。

 

すぐに駆け込むことができれば幸運な方で

トイレが見つからないときは、競歩の選手のように腰をクネクネしながら早歩き。。。

もちろん便が顔を出さないようにしているわけで、

上着を着ていれば、歩きながらボタンやらチャックを外しながらトイレを探す。

 

見つけたら、

猛ダッシュ。

 

トイレに到着して、まずすることは

扉を押すと同時に、仕事カバンを投げ捨てる。

 

スーツの上着も脱ぎ捨てて、

ズボンを下ろして座って、リキむのだ。

 

投げ捨てた仕事カバンのチャックが開いていたなら

カバンの中のボールペンやら出てこなくていいものがトイレに散乱する。

 

お気に入りのカランダッシュのボールペンやらガラケー(当時の携帯)が便器の中に落ちたこともある。(泣)

当然、拾うよりも便が先。。。

こんなことが日常茶飯事なんだよね。

 

みなも下痢になってトイレに駆け込んだことがあると思うけど、

あれが1日に15回以上も発生して、それが毎日続く。。。何年も。。。

 

もし職場に「潰瘍性大腸炎」の人がいたら、トイレの回数だけは我慢してあげてね。

10分、15分出てこないときもあるけど、サボってるわけじゃないからさ。。。

(m。_。)m オネガイシマス

 

その他の「 潰瘍性大腸炎 」体験記はこちら

 

    

ABOUTこの記事をかいた人

「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。