天皇陛下が即位後、初めてのお言葉を述べる「 即位後朝見の儀 」が行われた。
さすがに場慣れしているというか、落ち着いていた。
オイラだったら手が震えてしまいそうやな。
雅子さまも皇居に入る半蔵門前で集まった人たちからの呼びかけに笑顔で手を振っていたのが印象的だった。ティアラも似合ってるね。
1993年、天皇陛下と雅子さまのご結婚を控え、雅子様ご一家が晩餐会を開いたときは、予定の1か月前からレストランに警察関係者が連日訪れて、
「高層ビルからのぞかれる可能性がないか」
「店舗の地中何百メートルに爆発物は埋まっていないか」
などなど
店の地下から庭の木々、周辺環境まで、調査は3週間ほど続いたそうだ。人工衛星を使って上空から調査したという話には驚かされた。安全面にこれだけ気を配るというのは、立場上必要なのだろうね。
民間出身の雅子さまはハーバード大学出身で外務省勤務という抜群のキャリア。雅子さまご自身も「皇室外交」をしていきたかったようだけど、なかなかそうもいかず、皇室に適応しようと努力をしたけど心労もあったことは間違いない。
結婚から10年が経ち、皇太子さまがプロポーズで述べた「全力でお守りします」を感じさせる言葉が優しさに溢れていて感動した。
「雅子にはこの10年、自分を一生懸命、皇室の環境に適応させようと思いつつ努力してきましたが、私が見るところ、そのことで疲れ切ってしまっているように見えます。それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」
これからもご公務で変わらず大変なのだろうけど、健康に気をつけて、お二人で「令和」を歩んでいってもらいたいものだ。