最近、潰瘍性大腸炎の研究が大幅に進んでいるみたいだから、うれしいね。
その背景には近年登場した新薬「生物学的製剤」が大きな理由のようだ。
「生物学的製剤」というのは、最先端のバイオテクノロジー技術で生み出された医薬品で、潰瘍性大腸炎に限らず様々な症状に対して国際的にも広く採用されているもの。
ただ副作用にも注意が必要で、強力な免疫抑制作用を持つ薬剤なので、免疫抑制下でリスクの高まる疾病でもあるニューモシスティス肺炎や細菌性肺炎などにかかってしまうことがあるらしい。発生率は少ないながらもあるようなので注意が必要。
「生物学的製剤」は、既存の薬と比較すると有用であることが多いみたいで、潰瘍性大腸炎治療にもいいようなことが書かれていた。
研究を進めるなかで、同じ潰瘍性大腸炎患者であっても「生物学的製剤」は効きやすい人とそうでない人がいることもわかってきていて、患者さんによって免疫調節因子として関与するサイトカインの過剰分泌量が異なっているんだって。。。
”異なっているんだって”
とまるで分かったような書き方をしているけど、このあたりの説明は難しい。誤った情報を提供してしまうと迷惑がかかるので、やめておこう・・・。m(__)m
参考にしたサイトはこちら
最新の病態学に基づいた潰瘍性大腸炎の治療法として、
何が原因で症状が引き起こされているのかを個別に考えることが、寛解に向けての近道になるかもしれないと書かれている。たしかに患者さんの生活環境、職場、その他の状況はそれぞれ異なっているわけだし、処方された薬も効いている人とそうでない人も多いしね。まずは、これらのデータを活かしながら、一日も早く治療法が確立されることを祈りたい。
(m。_。)m オネガイシマス