IBMのワトソン 特殊な白血病を10分で発見!

 

2015年にIBMの人工知能「ワトソン」が、特殊な白血病をわずか10分で発見した事実。すごいことだよね。医師の知識や経験が情報化されて、だれでも簡単に最適化された情報を引き出すことができる時代が、もうそこまで来ている。

とは言っても、厳密には現在のAI(人工知能)は、特定の機能に特化したシステムであって人工知能ではない。。。

2015年に特殊な白血病をわずか10分で発見したIBMの人工知能「ワトソン」。東京大医科学研究所はこのワトソンに数千万の学術論文を学習させ、難病治療で助言できるようになった。

日経1面 2018.04.23

当時、急性骨髄性白血病と診断された患者さんがいて、抗がん剤治療をしていたけど、まったく効果が出ず。

東京大学医科学研究所附属病院で人工知能「ワトソン」を使い確認したところ、特殊な白血病と判明。このおかげもあって、この患者さんは、適切な治療を受けることができ、無事退院できたそうだ。

もし誤った治療が続けられていたら、免疫不全から敗血症になって死亡していた可能性もあったようだから、AIが人を救った事例にもなった。

 

働き始めると、なかなか学ぶ時間というものが持てなくなってきてしまうけれど、AIを活用することで正確(と思われる)な情報を元に治療や行動ができるのはありがたいね。病院の先生は、毎日毎日治療で忙しいだろうし、新しい治療法、病気が出てきても、なかなか学びきれない環境だろうから、こういったAIの進化は国民にとっても嬉しいものだ。





AIの進化については、まだまだ驚かされる内容が書いてあった。

誰もが知る巨大企業・amazon(アマゾン)のことで

なんとアマゾンは欲しい商品を注文すると、瞬間に配達されるという「予測発送」という技術を開発しているのだ。

ドラえもんの道具?

とも思えてしまうが、実は、利用者の注文する商品を予測して事前に発送してしまうという技術。このビジネスモデルは、すでに特許も取得されていて、アマゾンは本気で研究しているらしい。

 

これはアマゾンの「ほしいものリスト」に登録された情報や、パソコンやスマホで検索した情報、AIスピーカーで取得した情報を瞬時に解析して、総合的に判断するのだろうね。

でもこれって個人情報に引っかからないのかなぁ?

だって個人を特定できる情報だからこそ予測が可能なわけだよね?

アマゾンだけの収集データだけでは、予測発送は難しいような気がするし、精度を高めるためにパソコンやスマホの検索情報は、Googleなどから得ることになると思うのだけど?それともアマゾンが収集するデータだけで、AIは予測することができるのか。

んー、もしかしてAmazon情報だけで可能なのかな。

 

 

5年くらい前にも、TSUTAYAカードが「個人情報の提供方法を『共同利用』から『第三者提供』へ変更します」となったことを記憶している人もいると思うけど、日本でもビックデータを活用するための情報収集は始まっている。もちろんTSUTAYA情報は、すでにいろいろな所で利用されている。

 

便利なもの、お得なサービスを受けたければ、情報提供は仕方のない時代なのかもしれないけど、どこか”しこり”というか、大手企業の情報集約に抵抗を感じてしまう。

 

まぁ、これもビックデータ活用の時代になって、ちょうど情報を収集し始めたタイミングに生きているから気になってしまうのかもしれない。あと10年もすれば、便利な社会に麻痺して個人情報を与えることへの不安は消えてくれるのかな?

 

まぁ何はともあれ、ガン、難病治療(もちろん潰瘍性大腸炎も!)を左右するAIに期待したい!

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。