そう言えば、
アメリカのコーヒーチェーンのスターバックスが2020年までにプラスティック製ストローを全廃するらしいね。
スタバだけで、毎年約10億本のプラスティック製ストローが使われているというからすごいよね。売上も1杯300円(300円以上だけど)として、軽く見積もっても3千億円だもんね。。。
∑o(*’o’*)o ウオオォォォォ!!
紙製ストローに替えることになったのは、事業パートナーや顧客からの要請によるもので
「ストローを使わないのが環境のために我々ができる最も良いことだ」
とスタバのグローバル社会貢献部門の担当者が答えている。
下の映像を見るとわかるけど、カメさんの鼻からストローを取ってるんだよね。
ストローが皮膚にくっついてしまったみたいで、なかなか取れない。。。カメさんも痛くて目をつぶっているのがわかって痛々しい。。。
上の映像を見たら、誰もがプラスティックストローを止めようと考えると思う。もしくは海へのゴミ投棄はやめようと思えるインパクトの強い映像やね。
アメリカでは、バーや飲食店で使われているフォークやナイフの使い捨て食器の提供も禁止する州も出てきている。
EUでは使い捨てプラスチック禁止法案を整備している。
でも本当に紙ストローにすればいい問題なのかね?
海洋汚染を減らす試みとしては、ものすごくいいことだけど、
まずストローがどの程度、海洋汚染の原因になっているかもわかっていない状況でこんなに急ぐ必要があるのかぁ。
まずは国民に上のカメの映像を見てもらって、海洋投棄をしないよう促す、教育していくのが先のような気がする。
第二に、プラスティックは石油から作られているけど、紙は木材から作られるわけだよね。紙製ストローにするということは、山が裸になっていくわけで、地球に住む生命体が脅かされる要因にならないのかどうか?
リサイクル技術が上がっているから、問題ないのかな?
でも口にするものだから、リサイクルのチップは使わないような気がするけど・・・
んっ?そんなことないか、ペットボトルはリサイクル品も多いしなぁ。
今回のシフトチェンジは、プラスチックから紙・・・とも言えるけど、
「 石油から木材 」
とも言える。
環境保全やら温暖化などいろいろ言われてきたわりには、こうも簡単にシフトチェンジしているのも気になるね。まぁ、紙を使わない時代になってきているから、製紙業界が開発した紙製ストローを売り込むためにロビー活動していたということも考えられなくもない。
第三に、大きな潮流は経済が大きく関係していることが多いこと。
身近なところで言えば、車が電気自動車になると当然石油生産国は困るよね。
いま産油国は危機感を感じていて、国の第二の柱となる収入源を模索している最中。
巨額のオイルマネーが動いていて、そのおかげで潤っている企業も多いはず。
ここで紙製ストローという流れになれば、さらに産油国の危機感が増すわけで、またまたビックマネーが動き出すかもしれない。もちろん推測にしかすぎないけど、必要に応じて巨額のお金を使ってもらうことも経済には必要だからね。
それと紙ストローになると
プラスチック製のストローは1本あたり1円以下、紙製のストローは5円以上になるから、単純計算で5倍のお金が動くことになる。そうなると各商品への価格転嫁も考えられるし世界が望む物価上昇にもつながっていく・・・かもしれない。
と言っても、
オイラは、各国が必死に追いかけている物価上昇は、しばらくの間は難しいと思っているんだよね。
もう30~40年前とは違うからね。いまは庶民とかけ離れた裕福な人たちが政治を牛耳っているから、大きなズレを感じているのはオイラだけではないはず。
話を戻すけど
さまざまな理由から、オイラはプラスティックストローから紙ストローへの代替の良し悪しは、正直わからん。
もう少し利害関係のない各分野の専門家が議論をして、国民が判断できるよう情報提供してほしいよね。