流れ星を人工で作るって夢があっていいね。

 

8月の夜に見ることができる「獅子座流星群」を観賞して、それに感動して流れ星を再現してみようと考えるって面白い発想だよね。ある意味スゴい。





オイラも20代の頃に、

沖縄の暗~い崖っぷちに寝そべって眺めていたことがあるんだけど、そんな難易度の高い発想は生まれなかったなぁ(笑)

でもたくさんの流れ星を見ることができて、感動したのは覚えている。

 

今回「流れ星」をビジネスにしようとしているのは、岡島さんという女性経営者で東大で博士号を取得後、ゴールドマン・サックスなどで働いてから独立。

以前に友達と流星群を眺めていて

「流れ星はチリくらいの大きさだから、人間でもつくれるんじゃないの」

というレベルの話から、それが頭から離れなくて今に至ったそうだ。

 

流れ星は

ご飯粒よりも小さなチリが早いスピードで大気圏に突入してくると明るく光って流れるもの。粒を大きくすれば、よく見えるわけでもないらしく大気圏にぶつかるチリに含まれる原料が重要なんだって。だから流れ星の素材を作るには工夫をしなければならず、それらは企業秘密とか。

 

あとはゴマのような小さなものを宇宙から放出する装置も必要らしいんだけど、これも精度の高い技術が必要で、放出の角度や速度も計算してやらんといけないんやって。5階建てのマンション屋上から1階に立つ人に目薬をさす実験より何十倍も難しいんやろね。w(゚o゚)w

 

装置の計算の他に重要なのものが、その装置を宇宙に持っていく費用の計算。ロケットは外部から調達していて、費用は打ち上げの2年前から発生する。お金がなくちゃ机上の空論。

人工衛星も部品から調達しないといけないようで、ロケットと合わせて十数億円!!

ビジネスが軌道に乗るにも天文学的なお金が必要。

オオーw(*゚o゚*)w

 

開発にかかる費用は、個人投資家さんから集めているとのことだけど、

こういった「夢」にかけてくれる投資家さんがいるというのも、なんだか嬉しくなるね。

 

今年中に初号機を打ち上げて、流れ星を流すのは20年春くらいの予定。打ち上げてから流れ星を流すまでの時間が1年以上も間があるのは、乗せてもらうJAXAのロケットが地上500kmまで打ちあがるので、流れ星を放出する400km地点までパラシュートを使って高度を下げないといけないらしい。

不確定要素も多いようだから、すべて上手くいくとは限らないみたい。

 

将来は、誕生日やプロポーズに利用してもらえるように単価を下げていきたいそうだ。

がんばれー、岡島さん!

 

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。