歯の治療の麻酔で2歳児が死亡。麻酔薬「キシロカイン」は個人差あり

 

虫歯治療で麻酔を注射された2歳の女の子が容態が急変して死亡する事故があったけど、ほんと可哀想すぎる。。。

難しいことだけど、麻酔が必要な歯の治療のときは、親も歯医者に確認するくらいの気持ちで気をつけてあげておいた方がいいのかもしれないね。





手術で必須の麻酔って

「なんで作用しているのか」

わかっていないとも言うし、誤って大人の量を子どもに打ってしまうこともあるだろうから恐いと思う。

 

麻酔は副作用や効き目も人それぞれのようで

全身麻酔中に意識が戻ってしまう事故というのも起きてしまうらしい。当然、患者は麻酔が効いていない状態で手術を受けるわけだけど、筋弛緩剤によって意識があることを医師らに伝えることもできないのだ。

 

BBCのニュースの

手術中に目が覚めてしまった体験者の話はこちら

 

オイラも歯の治療で麻酔が効かなかったことがあるんだけど、それはそれは痛いなんてものじゃない。。。顔や手を助手に抑えつけられて、治療が進んだ。

 

銀歯(詰め物)の中が腐っていたんだけど、治療前から麻酔が効かないかも・・・と言われていた。もちろん治療前に麻酔を打ってくれたんだけど、たしかに全然効かなかった。

 

この時は、鈍痛で我慢ができる程度の痛みというか重たさで、すぐに歯医者に行かず、モタモタしていたら最悪の状態になってしまったのだ。。。

 

あとでわかったことだけど、歯の神経や歯肉、歯根の周囲に強い炎症があると麻酔が効きにくくなるから、ほんと痛みを感じたら早めに行った方がいい。。。麻酔が効かないとマジでハンパなく痛い。

 

腐った歯の治療後はシャワーを浴びた後のように、

汗でシャツがビショビショ。

キズに針を刺しているような痛みと言えばわかってもらえるだろうか???

とにかくあれは二度と経験したくないね。

 

それと麻酔薬には「キシロカイン」っていうのがあるんだけど、

一番使われている薬剤のひとつ。

 

オイラはこの「キシロカイン」が苦手。。。

というのも注射されると、血圧が下がって気分が悪くなる。

歯医者で2回ほど、顔から血の気が引くのがわかったほどで

注射後数分後にグッタリしたことがある。

 

大人でこんなに反応してしまうんだから、キシロカインの合わない子どもは注意が必要だなぁって思ったことがある。

 

いろいろ調べてみると「キシロカインショック」というのがあって、しばしば遭遇するショックらしい。とは言え、キシロカイン(リドカイン)は安定性、安全性共に高い注射だから、多くの人は問題ない。

 

キシロカインショックは3種類の反応があるらしく

1つ目は、注射後2~3分、最大で15分以内には皮膚に発疹やかゆみが出てくる。重症化すると意識レベルの低下、咽頭浮腫による気道閉塞のリスクがある。

 

2つ目は、迷走神経反射。自分にとって怖いと思う精神的ストレスによって起こる反射で、抜歯や傷を縫うという手術などでも起きることがある。

状況により心停止する可能性や意識状態が悪化することもあるから、人によってはモニタリングも必要。

 

3つ目は、中毒症状。中毒症状が出ないように限度量が設けられているんだけど、針先が血管内に入って、その状態で麻酔を継続すると、麻酔薬による中毒を起こすことがあるみたい。痙攣が起こることもあるようだから、セルシンという鎮静剤などの準備がされているかどうかも大事みたいやね。

なかなか痙攣が起きてしまうことも少ないだろうから、経験、勉強不足の歯科医だと対応できない可能性もあるだろうね。そういう時はすぐに病院に連絡してほしいところだけど・・・。

 

キシロカインの使用前に、問診を行ってくれる歯医者であれば安心だけど、だいたい説明もなく使われているのが現状だよね。

 

オイラはキシロカインを使って症状が出た後に麻酔薬の種類を確認した。

今では、初めての歯医者や病院では必ず「キシロカイン」で気分が悪くなったことを伝えている。体調が悪かっただけで、アレルギーではない可能性もあるから、今度調べてもらおうかと思っているけどね。

 

でもキシロカインショックの場合は、早急に対応しないと重症化することがあって大変危険とも言われているから、頭の隅に入れておくといいかもしれない。

 

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。