幼い子が「急性硬膜下血腫」と診断されると「虐待疑い」となる。

 

小さな子供が泣き止まずイライラして子供を揺さぶってしまう人が増えてきているみたいだけど、乳児が激しく頭を揺さぶられると、その揺するスピードと打撃によって、頭蓋内に出血が起きてしまう。

そうなると子供は意識を失ったり、ミルクも飲まずに長時間眠り続けるなどの症状が現れるようだ。





最近では「揺さぶられっ子症候群」と呼ぶそうだけど、最悪「死」に至ることもあるから、厚労省のマニュアルには上のような症状などが確認できた場合は「虐待」を疑うと書かれている。

早急な判断が必要とされる内容だけに、幼子の命を守るという点ではこれは間違いではないのだろうと思う。

 

ただ中には、ヨチヨチ歩きの子どもが転倒して気を失い「急性硬膜下血腫」と診断され、「虐待疑い」のため親が子供と引き離されたというケースもあるようだ。

親が何度も「事故」であることを伝えても「家庭では起こりえない」という判断をされてしまったらしい。

 

その後、児童相談所によって保護されたものの、2週間ほど経って、預け先の乳児院で転倒して意識を失い、病院に運ばれるという「事故」が起きた。もちろん当初の「虐待疑い」も解除されて、子供は親の元に帰ることができたらしいけど、親としてはたまらんよね。

かわいい子供と引き離されるのは想像もできないし、預けたくもなかった乳児院で転倒事故が起きて病院に運ばれるってありえんしね。

 

とは言うものの、

小児脳神経外科医も「事故による急性硬膜下血腫」は、虐待によるものと事故によるものと2つあると指摘しているから、オイラは「急性硬膜下血腫」と診断された幼子を「虐待疑い」かどうかを判断しなければいけない立場の人たちも大変だろうなぁと感じてしまう。

 

もし「虐待疑い」ではないと判断して、その後に「虐待死」してしまったら・・・

と考えたら、やはり親のコメントを信じてあげたくても慎重に判断せざるを得ないと思う。

 

これは本当に難しい問題だから

これから子を育てていく親は下のようなことに注意していくといいみたい。

  • 頭を2秒間に5~6回揺する
  • 身体を10秒間に5~6回の割合で激しく揺する
  • 身体を20分間左右に揺する
  • 「高い高い」で空中に投げ上げて、キャッチを繰り返す
  • 両手で抱え、急激に持ち上げゆっくり下ろすことを繰り返す

 

上の注意にある「高い高いをしてキャッチをする」っていうのは、オイラもしてしまっていたなあ。子どもが「ケラケラ」笑ってくれるから可愛さのあまりやってしまってたけど、注意した方がいいんやね。。。

 

もう少し詳しく読みたい方は下の記事を読んでね。

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。