「学校に行きたくない」
子どもが言ってきたら、どう対応すればいいんやろね???
オイラはランドセル背負って、毎日登校するのが当たりまえの時代だったからなぁ。。。
通っていた学校内での「いじめ」はなかったけど、小学校5~6年のとき学習塾で他校の生徒による「いじめ」を受けたことがある。
週に2日だったかなぁ???
オイラは体が小さくて、片方の耳が軽度難聴だったんだよね。授業中に、よく聞こえる側の耳を先生(相手)側に傾けていたから、バレちゃったのかもしれない。
体格のいい二人組に塾に行くたびに耳の近くで大声を出されて、行くのがイヤになった。力では勝てないから睨んだりしたこともあったけど、もちろん怖がられることもなく、いじめは続いた。
塾に勉強しに行っていたというより、いじめられに行っていた感じだ。限界が近くなって、親に「悪ふざけするヤツがいるから塾行きたくない。」と泣きながら懇願して塾に行くのを止めた記憶がある。
週2回程度の塾だったから良かったものの、毎日通う学校で「いじめ」を経験している子どもの精神的な苦痛は相当なものだろうなぁ。。。と容易に想像ができる。
今回、ヤフーニュース(朝日新聞デジタル)に
不登校になった子どもと新たな道を選んだ親子の話が掲載されていたけど、親子で進路を真剣に考えた話だから、子のいる親はぜひ一読してもらいたいなぁって思う。
自分の子どもが不登校になるなんて想像できないけど、こればっかりはわからないからね。
ヤフーニュースに掲載されていた娘さんの両親が学校に行きたくない理由を聞いてみると
「先生が信用できない」
「先生が怖い」
というものだったそうだ。
オイラも嫌な先生の記憶はいつまでも残っているもんね。
昔であれば、
親もただ「学校に行きなさい」「我慢しなさい」と言ってしまいそうな案件だけど、子供と真剣に向き合い、学校と解決策を考えるべく何度も通ったそうだ。人によってはモンスターペアレント(モンペ)と呼ぶ人もいたという。
協議をしていく中で、校長はじめ担任の対応、その後の別室登校をしていた時の対応を見て、両親は転校を決意。
詳細記事は「Yahooニュース 不登校の対応に不信感、新たな道を選んだ親子」← こちらを読んでねぇ!
転校をする決意・行動は親子にとって大変な労力だったろうけど、オイラは子供にとって最善の道だったと思えるね。
いじめられたり、学校に行きたくないと思う毎日は本当に苦痛だったはず。
もし「学校に行きたくない」が「生きたくない」になってしまったら、あとでどんなに悲しんでも取返しのつかないことになる。
最近は個性が求められるような時代だけど、
幼き頃からみなと同じものを持ち、共有していないと恐さを感じる空間に生きていたら、なかなかそういった本物の個性は生まれてこないような気がするけど、どうだろうね?
人と違うことをする、発言することって勇気がいるからね。
最近はパソコンやスマホと過ごす時間が増えていて、そのまま大人になり、その中から教師になりたいと思う人が生まれている。
時代の流れなのかもしれないけど、
人とコミュニケーションが取れない人が増えているのも仕方がない・・・って思えてしまう。
そういう意味では、今後は教師にコミュニケーション能力や人間的な細やかな対応を求めるのは、ますます難しい時代になっていくんやろなぁって感じるよね。
これからの学校は担任とは別に「担任補佐」のような人を設けるのが良いと思う。1学年1人でもいいかな。担任補佐の性格は温厚でコミュニケーション能力の高い人がいいだろうね。
「いじめ」などの報告が度重なった場合は、担任補佐が「いじめられてる側」の子を見守る、実際に起きていることを把握する人がいたら心強い。
「いじめ」は昔からあるわけで、これからも無くならないと思うけど、子供からのSOSが出たら見守ってあげてほしいよね。
年間3万人もの人が自殺をしているのは、みなも知っていることだと思うけど、これって先進国でも異常な数値なんだよね。最近は自殺者数も減ってきているみたいだけど、数値の出し方によっては見方(数値)が変わるから何とも言えないところ。
アメリカの銃社会がよく問題にされているけど、アメリカの銃による死者と日本の自殺者の数はそれほど変わらないんだよね。銃を正当化しているわけではなくて、もっと自殺者を減らすための施策なり、対策を考えるべきかなぁって思う。
もちろんSOSダイヤルや相談窓口なるものが設置されているけど、これらは「待ち」のものばかりだよね。教室内で起きている「いじめ」の「見守りたい(隊)」なるケアをする人を育てるなり、配置をしてくれたら「いじめ」も減るような気がする。
あとは
いまの日本を築いたとも言える学校教育(システム)も素晴らしいけど、新しい学校の在り方も模索していってもらいたいなぁって思う。
子は国の宝だからね。。。