マンガ誌「ビッグコミック(小学館)」に連載されている「 空母いぶき 」を映画化。
映画に出演する佐藤浩市氏のインタビュー内容が炎上しているようだ。
今月24日に公開される映画「 空母いぶき 」で演じる総理大臣役について
「最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残ってるんですね」
「ストレスに弱くて、すぐにお腹を下してしまう設定にしてもらった」
と発言。
まぁ、これは「 潰瘍性大腸炎 」の安倍首相を指しているのだろうけど、
ネットでは
「病人への思いやりがない」
などの声が上がっているらしい。
構成作家の百田尚樹氏はこれに対し、
「三流役者が、えらそうに!! 何がぼくらの世代では、だ。人殺しの役も、変態の役も、見事に演じるのが役者だろうが!」
「私は自分の作品の映画化に関して、キャスティングに口出ししたことは一度もない。しかし、もし今後、私の小説が映画化されることがあれば、佐藤浩市だけはNGを出させてもらう」
と大激怒。
だけど
役者は、なんでも演じることが一流なんかね?
オイラはそう思わない。
スポーツという括りでみた場合、イチロー選手はバスケもサッカーもできないといけないんかなぁ?
スポーツという括りではなく、「サッカー」という種目でくくったとしても守りが得意な人もいれば、攻めが得意な人もいる。キーパーはキーパーだよね。全部はできんよ~。
中には器用な人もいるけどさ。
それを見定めてキャスティングするのが監督だよね。。。
オイラはこの作家さんをよく知らないけど、共感できんなぁ。。。
こんどこの人の本読んでみるかな。
「五流ブロガーが、えらそうに!」って怒られそう。(笑)
とまぁ、ヤフーのおすすめニュースにもなっていた。
このマンガ「 空母いぶき 」の設定は「20××年」となっているけど、内容によると現政権を参考にしているようだし、安倍首相をモデルにしていると言ってもいいんでしょ?
読んでいないからわからないけど、
これって出版社や映画会社も絡んでいるし、
「話題作り」
にも見えてしまうよね。
炎上すれば、マンガも売れて、映画の興行収入もアップするし・・・。
百田尚樹氏もあちこちの出版社で本を出してるから、少なからず売上につながるだろうね。もちろん観に行かないと言う人も出てくるだろうけど、広告効果としてはかなり高いと思う。
最近の芸能関連の謝罪会見と同じで、佐藤浩市氏のインタビュー発言もおもしろくなるように回答を引き出していることだって考えられる。
この映画には主役級の俳優さんがたくさん出てるけど、佐藤浩市氏の演じる首相は、別に主人公というわけではなさそうだし、あえて” 首相役 “である佐藤氏のインタビューを持ってきているのも意図するものがあったんじゃない?・・・と感じてしまう。
もちろん自然発生した”炎上”という見方もできるけど、
「 炎上商法 」という言葉が生まれてるくらいで、いまの広告の世界はほんとわからんからね。
潰瘍性大腸炎のオイラからすると、
「すぐにお腹を下してしまう設定」
というのは別に問題ないし、
「最初は絶対やりたくないと思いました(笑)。いわゆる体制側の立場を演じることに対する抵抗感が、まだ僕らの世代の役者には残ってるんですね」
というのも体制批判をしているわけではなく、役者としての拘(こだわ)りのようなものだから、これも大騒ぎするほどのことじゃないなぁ。
まぁ観に行くか行かないかと聞かれたら、 ”行かない” わけだけど、
やはり子どもがいるから、子どもと一緒に楽しめるものが優先かな。
↓↓↓ 映画「 空母いぶき 」の予告編はこちら
ってオイラもまんまと「炎上商法」にひっかかって、宣伝しちゃってるね?!(笑)
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