なんと今年の4月から東京都内も自転車保険が義務化されていた。。。
実は、自転車保険の義務化は2015年10月に兵庫県から始まって、現在は自転車保険の加入を義務とする自治体、加入を努力義務とする自治体が増えてきている。
たしかに自転車による重大事故も起きているし、それに伴い高額な賠償金請求も発生しているようだからね。
2013年に小学生が運転する自転車が人にぶつかって後遺症が残ったとして1億円近い賠償金の支払を裁判所が判断したこともある。
自転車保険の義務化地域の一覧
1.加入を義務としている自治体
東京都、神奈川県、埼玉県、静岡県、長野県、宮城県仙台市、愛知県名古屋市、滋賀県、石川県金沢市、京都府、奈良県、大阪府、兵庫県、愛媛県、鹿児島県
2.加入を努力義務としている自治体
北海道、茨城県、千葉県、群馬県、富山県、和歌山県、鳥取県、香川県、徳島県、高知県、福岡県、熊本県
「義務」と「努力義務」の違いは、
「義務」となっている地域で自転車を運転する場合は自転車保険に加入しなければならないとなっていて
「努力義務」の地域では、自転車保険に加入するよう努めなければならないとしている。
ただ「義務化」されている地域でも自転車保険に入っていないからと言って、罰せられることはない。
理由としては、
罰則を設けた場合、保険に加入しているかどうかの確認作業が必要で自転車保険を取り扱うサービスが複数あるため確認が難しいからと言われている。
自転車保険に加入する前にチェックすること
自転車保険は、すでに契約している自動車保険や火災保険などのオプションに「賠償責任保険」がセットされている場合があるから、チェックをしてみた方がいい。
その他にも
・障害保険の特約
・クレジットカードの付帯保険
・学校やPTAで募集する保険
・自転車店で貼られるTSマークによる保険
など
自転車保険の毎月の費用は年間1000円~2000円ほどで、それほど高くはないから、直接「自転車保険」に加入してしまいそうだけど、現在の各種保険の契約内容をよく確認して、無駄のないようにしておきたいところだね。