御飯を食べる前、食べた後はしっかり「いただきます」「ごちそうさま」を言う息子。
食べる前に
「いただきます」
と息子が言った後、オイラも妻も無反応でいると
「いただきます」
ともう一度言う。(笑)
先日、
「なんで”いただきます”っていうの?」
と質問してきた。
「お肉もお魚も野菜も生きていたもの。”命”をいただくという意味があるよ」
「じゃぁ”ごちそうさま”は?」
「御飯を作ってくれた人に対する感謝の気持ちだよ」
「そうなんだぁ」
息子が寝て、すぐにネット検索してみた。(笑)
おおよその意味は間違っていなかったけど、
「いただきます」は、その昔、神様へお供えものをするとき敬意を表すために食べものを頭の上(頂き)に持っていく習慣があったらしい。
それが「いただき(頂き)」「もらう」という意味で使われるようになったと書かれていた。
最近では、食材の「命」をいただくという意味と、育ててくれた人、獲ってくれた人に対する感謝の気持ちも含まれているとのこと。
「ごちそうさま」は、漢字で書くと「御馳走様」となる。
「馳走」は”駆け走る”という意味があって、昔は食材を仕入れるために馬を走らせることもあったそうだ。それに「御」と「様」を付けて丁寧にしたものが「ごちそうさま」となっている。
馬を走らせるというのは、それなりに地位のある人だっただろうから、そういった人にお呼ばれをしておもてなしを受けた人がお礼の言葉として発したものかもしれないね。
息子の質問は親にとっても復習になるし、新しい発見になるからありがたい。
次はどんな質問をしてくるか楽しみだ。