夏休み、そろそろ宿題も終わらせないと・・・
というお子さんも多いと思う。
算数の「 足し算 」「 引き算 」の練習が宿題になっている子も多いと思うから、今回は「 足し算 」の勉強方法を考えてみようと思う。
たとえば
もくじ
8 + 6 = ?
これって算数に取り組んだばかりの時は難しい 足し算 。
指で数えちゃうよね。。。(苦笑)
「公文のそろばん」と同じように何度も何度も似たような問題に取り組ませるのが一番いいのかもしれないけど、オイラが息子に伝えたのは「数字の分解」。
分解して数字を小さくするのがポイント。
片手に指は5本あるから、数字の「5」を基準と考えさせる。
5(右手)+5(左手)=10
基準となる 5+5 は「10」と何度も口で反復させる。
これは比較的カンタンに覚えてくれる。
ここから「数字の分解」をしていくのだけど
8+6=?
1)数字の「8」は、右手の「5」よりいくつ多いか?
答えは「3」。
最初のうちは、親が右手の5本と、左手の3本を見せてあげるのもいい。
2)もうひとつの数字「6」は、「5」よりいくつ多いか?
答えは「1」。
3)ここで1番と2番を足す。
3+1=4
分解は練習が必要だけど、5より小さい数字なら計算しやすくなる。
4)分解した「5+5=10」の「10」と3番の合計をたす
10+4=14
これで終了。
この方法は足し算の数字がどちらも「5」以上の時に使うんだけど、
対象となる足し算は、
5+7、8+8、9+7、7+6、8+9などなど。
「10」と「一桁の数字」を足すのであれば、足し算もカンタンになるよね。
もう一つの計算方法もあって、それも「10」を基本とするやり方。
8+6=?
1)まず「8」にいくつ足したら「10」になるかを考えさせる
8+2=10 答えは「2」
2)1番で足した「2」を「6」から引く
6-2=4
「8」に「2」を足して、増やしてしまったわけだから引かないとダメだよね。
3)最後に1番と2番を足したものが答えとなる
10+4=14
これで終了
最初はノートなどに書きながら、分解の方法を習得させるのがいい。その時は数字ではなく「リンゴ」にしてみたり、ポケモンの「ピカチュー」でもいいし、興味を引く絵柄で工夫してみるのもいいと思う。
次に
英単語を覚える時に使った単語帳で同じような足し算をたくさん作って、一緒にやってあげれば暗算もできるようになる。
計算に時間のかかったもの、間違えた足し算(単語帳)は別に分けておいて、どの数字が間違いやすいか、時間がかかるかの分析に使うといい。
この計算方法の良いところは、暗記とは違って、一度頭の中で考えさせているところ。
慣れてくれば覚えてしまうだろうから、分解の必要もなくなるけど「考える力」を養うためにもいいトレーニングになると思う。
息子も前に比べて計算が速くなってきたよ~。