世界の3大投資家の1人ジム・ロジャースが「2050年の日本は犯罪大国になる」と予測した。50年後か100年後には日本は消えてしまうとも言っている。
その理由は、
これだけの借金があり、しかも子どもを作らないから。
借金はたしかにスゴイことになっていて、1000兆円を超えている。世界ナンバーワンだ!
この借金もいろいろな見方があって、政府内の資産を考慮すれば問題ないということだ。政府の金融資産というのは、政策投資銀行やUR都市機構などの特殊法人、独立行政法人への貸付金、出資金などになる。
まぁ、どれだけ借金があっても、収入がしっかりしていれば問題はないわけだけど、この「1000兆円」という数値が正しいのかどうかもわからない。
あと国民の預金総額も1800兆円を超えているから、最悪、国民の預金をゼロにしてしまえば、国の借金もゼロになる計算やね。そうなったら新しい通貨でも発行するんかね?
この国の借金1000兆円も、どういう視点で捉えたものかによっても数字は前後してくるはずだからね。
最近では厚労省の統計データが2006年頃より不正が行われていたと報道されているけど、
それじゃあ、財務省のデータは大丈夫なの?
って疑問が残るよね。
政府機関は営利企業とは違うから、どんぶり勘定のような所もある。まぁ無駄を完全に排除してしまったら、お金が下々まで回ってこなくなるから、ある程度の無駄も必要とは思う。だけど最近の傾向を見ていると、オイラたちの所までお金は回ってきていないよね。
彼らの天下り先はしっかり確保してそうだけど。
国が破たんに向かうときは、怒り、バイオレンス、社会不安が募って暴動が起きる可能性が高くなる。日本も例外ではないとジム・ロジャースは言っている。
ジム・ロジャーズは、けっして日本が嫌いなわけではなく、大好きなんだけど、借金と少子化問題が深刻だから、日本に住もうとは思わないと公言している。
んー、改善を促すためにアドバイスをしてくれているのか、もう手遅れなのかはわからないけど、たしかに日本の技術だけでは食べていけないような空気感が漂い始めているから、海外にお金をばらまくだけじゃなくて、国内の少子化問題や借金問題にも真剣に取り組んでもらいたいよなぁ。