東京電力福島第一原発事故からすでに8年もの月日が流れている。
「レベル7」という大事故だったようだけど、世界基準の最大値が「レベル7」だから「レベル7」になっているだけで、裏では「レベル8」とも「レベル9」とも言われているんだってね。。。
オリンピック招致でも、「アンダーコントロール」と言われていた現場も実は溶け落ちた核燃料や周囲の構造物(燃料デブリ)の処理がいまも手つかずのまま。
昨年の7月の記者会見で、東電が今後の調査計画について語った内容も溶け落ちた燃料の取り出しが容易ではないことが改めて確認できた・・・との説明。(驚)
8年が経過してわかったことは
「燃料の取り出しが容易ではないことが改めて確認できた」
ってこと。
もう一度言うけど、8年が経過してわかったことは
「燃料の取り出しが容易ではない」
ってこと。燃料付近は人間が5分も作業ができないレベルなのだ。
ほんと現場はたいへんなんだろうね。
作業は困難を極めていて、今後も解決への道はかなり長い年月が必要であることが予想されている。
原発事故後の処理の難しさは、世界各国で情報共有されているのだろうけど、今後のエネルギー問題、すでにある原発の処理問題など、研究費の捻出が大きな問題にもなってくるのだろうね。
いままで米国やフランスの原発技術の蓄積を信頼して、様々な対応・協力要請をしてきたようだけど、今後は、中国の技術力も視野に入れながら、解決策を模索していくことも必要な時期にきているような気がする。
技術大国・日本としては、中国に協力要請することは、プライドが邪魔をしてしまうから難しいのだろうね。もちろん政治的な問題もいろいろあるだろうし、簡単にはいかないのだろうけど、世界の環境問題の一つとして、団結してもらえると嬉しいかな。