増加している大腸ガンの検診用キットを薬局で買えるように厚生労働省が動いているらしいんだけど、省内でがん対策を所管する部署や、がん対策の専門家から懸念の声があがっているんだって。
素人のオイラの立場からすると
オッサンになって少し忙しくなってきてるし、
自分でカンタンに検査ができた方が病院に行く必要もないからいいと思うんだけどね。
大腸がんが増加傾向にあるというのであれば、
尚更、何度でも気軽に検査できた方がいいじゃんね。
懸念を示している省内の疾病対策課は
「誰が受けて、どれくらい精密検査につながり、がんと診断されたかという精度管理がまったくできない。国が推奨する対策型検診と違う」
って言ってるんだよね。
「・・・まったくできない・・・」
ってなんで?
新しい制度を導入するんだから、管理内容も変えなきゃダメでしょ。。。
その他にも日本がん検診・診断学会でも懸念する声が上がっていて、
「審査を受けた機器による測定と違い、目視による判定は陽性が出る割合が高く、信頼性が低い。また利用者が直接検査をすれば、陰性が出るまで何回も検査して受診機会を失うなどの混乱が起きる」
とコメント。
んー、検査キットに対して懸念を示しているようにも見えるけど、
これって厚労省の審査に対して「NO」と言っているようなもんだよね。
まぁ、反対意見の中には診察機会が減って収入が減ることを懸念する声も含まれていると思うけど、
「便潜血検査キット」なるものは薬局で買えるようにしてほしいなぁ。。。