子供は、お祭やショッピングセンターで行われている金魚すくいは喜ぶよね~。。。
親としても観ていてたのしい ♪
昨年は、オイラもお祭の夜店とショッピングセンター(SC)にて金魚すくいをやってみた。お祭では子供にとって初めての金魚すくいだったけど、見事に1匹ゲット。
サービスで2匹、計3匹(和金2匹、出目金1匹)をお持ち帰り。ショッピングセンターでの金魚すくいでは、背びれのヒラヒラした琉金(りゅうきん)2匹をゲット!
「金魚すくいで取ってきた金魚は90%が死んでしまう」と、ペット屋のご主人より聞いたことがあるけど、子供の要望もあり、せっかくなので飼ってみることにした。
なんで金魚すくいの金魚はスグに死んでしまうのか!?
ちょっと調べてみた。
理由として考えられるのは、
1)お水が汚いから
金魚すくいの金魚は、大きな入れ物に大量に入れられて優雅に泳いでいるように見えるけど、お水はおしっことウンチだらけ。水中には、金魚のおしっこを分解するバクテリアがいて、分解してくれた後に弱酸性の「亜硝酸」という物質が発生する。
この「亜硝酸」もある程度分解されるのだけど、さらにその後に発生する「硝酸塩」という物質が残ってしまう。そのままにしておくと水槽内は、硝酸塩濃度が高くなって、金魚の生命にかかわってきてしまうとのこと。要は、金魚すくいの金魚は汚れによって弱っている個体も多いということ。
2)水道水をジャブジャブ使用
自宅やオフィスの水道水は、水道管を通るときに人間にとって体内に入れないほうが良い病原菌が混ざってしまうこともある。それらを消毒するために塩素が含まれてるんだよね。
この塩素(カルキ)は人にとっては微量でも体の小さい金魚にとっては弱らせてしまう原因に。
金魚すくいの金魚を運んでくるときは、大きなビニールなどに入れられて運ばれてくる。ビニールから金魚を大きな入れ物に移すと、当然水が少ない状態だから、そこでカルキ抜きされていない水道の水がジャブジャブ使用されて、金魚が弱ってしまう。
金魚すくいをしていると元気に泳いでいるように見えるけど逃げるのに必死なだけで、すでに体調を崩している個体が多いのも事実。
3)病気の個体も混ざっていて、病原菌が他の個体にも感染している
水槽の中に弱った金魚がいる場合は、その水槽内の金魚も感染する可能性大。その病気になった金魚が回復するまで治療を行うか、隔離をして状況を見ることになる。
金魚すくいでは、弱った金魚、病気になった金魚がいてもお構いなし。もちろん主催者側にもよりますが、基本的にそこまで確認していない。
上記の理由から、扱いを間違えるとスグに死んでしまうのもわかるような気がする。
だから、金魚すくいに行くとわかっている時は、バケツに水を汲み置きしてカルキ(塩素)抜きをしておく。金魚すくいから帰ってきてから、しっかりと説明をすると「お父さん、さすがぁ」となるかもね。
ちなみに塩素(カルキ)は、水よりも早く蒸発するから、1日置いておくだけでカルキ抜きができる。その際は、日当たりの良い場所に置いておくと時間も短くて済む。
自宅に水道水から塩素を抜くための浄水器が設置されているのであれば、そのお水を使っても問題ないはず。最近では、シャワーヘッドにカルキ抜きフィルター付きのものあるから、確認してみるといいかもね。
さて、金魚すくいから帰ってきた時の対応だけど、すでに金魚が弱っているようであれば、酸素不足の可能性があるから、カルキ抜きしたお水を少しビニールに入れてあげると良いかもしれない。
ここで注意をしたいのは、いきなりバケツに金魚を入れてしまうのはNG。金魚は温度変化にも弱い生き物なので、金魚すくいでもらった小さなビニール(金魚を入れているもの)をバケツに浮かべる。
その際、ビニールにバケツの水が入らないようにビニールの紐をうまく固定。1日浮かべておけば、お互いの水温が同程度になるから、ビニールから出してバケツに入れてあげると元気に泳ぎまわるのだ。
金魚すくいで取ってきた金魚の飼い方の第一ステップは、まずこれくらいでOK!
個体差もあるけど、オイラの金魚もこの後、病気にかかってしまった。。。(泣)
また改めて記事にするよ~。