金魚って、あまり大きさの違うものを一緒に飼ってしまうと、つついて弱まらせたり、食べてしまうこともあるんだね。金魚屋の水槽で泳いでいた小さな金魚がかわいかったので、スタッフさんといろいろ話をしていたら、教えてくれた。気を付けないとね。
そう言えば、金魚のエサというと、昔(30年前)は粒状のもので底に沈んでいくタイプしかなかったよね?
今回、金魚すくいでGETした金魚に与えようと思って購入したエサは、テトラ (Tetra) のテトラフィン 。
これってお水に浮くから、沈むタイプに比べてお水が汚れにくいのと、金魚が水面で口をパクパクするから、慣れてくるとカワイイのだ。
エサをあげる前に、水槽のガラス面をカチカチ鳴らしてからあげるようにすると、音だけで寄ってくるようになるから、これまたかわいい。
↑ わかりにくいけど、こんな感じ。
「早く、エサくれ~」
と口をパクパク。
水に浮いているのがエサ。
かなり長い間、浮いていてくれる。ただ金魚の個体によっては、吸い込む力が弱くて、浮いているエサを食べにくそうにしているから、1日の与える量の半分くらいはフレーク状のものを指先で粉々にして小さくしてから、与えている。
5匹のうちの1匹がすごい大食感で、エサの時間だけ別の容器に移そうかと思うくらい食べまくる。ほんとすごすぎ。飼い始めて半年くらい経ったけど、大きさにも差が出てきてるね。
浮上性のエサは、金魚の病気「転覆病」の要因のひとつとも言われているけど、いまのところ大丈夫。
「転覆病」というのは、金魚が水面でひっくり返って、普通に泳げなくなる状態。金魚が水面で長い時間斜めに泳ぎ始めたりしたら、その兆候のようだから、注意をしてあげた方がいいかも。
「転覆病」は、水温が低いときや、エサの与えすぎ、消化の悪いエサなどを与えたときになりやすいようだから、しばらくエサをあげないで改善するのを待ってみるといいかも。
それとフレーク状のエサをあげるときは、フィルターの電源を切ったほうがいいかも。
基本的には、浮いていてくれるんだけど、水流でエサが沈みやすくなって、フィルターの穴に吸い込まれていくことが多くなるからね。
金魚くんがフィルターの穴にひっかかったエサを食べようとすることがあるけど、食べれずにフィルターに吸い込まれていく・・・。う~、かわいそう。
飼育に余裕が出てくると、エサの種類や栄養を気にするようになる。
それで購入してみたのが、ニチドウ赤虫ソフト10g 。生きたアカムシを急速冷凍したものもあるんだけど、今回は赤虫の形をしたタイプに。栄養価はどちらも高いようだけど、食いつきは冷凍赤虫の方が高いようだ。
実際にあげてみると・・・
「ありゃりゃ、食べない?」
ずっとフレークタイプのエサを与えていたせいもあると思うけど、金魚くんたちは、エサを素通り。最初食べようともしないからびっくり。こりゃいかんと思ったけど、お腹が空けば何でも食べると思い、しばらく放置。
少ししてから食べるようになったけど、あまり興味を示さない。
とりあえずそれ以降は、1日エサを与えるのをやめて、お腹ペコペコ状態で赤虫エサをあげてみることにした。
「お~、食べる、食べる」
何度か「お腹ペコペコ作戦」をしていたら、フレークタイプと同じようにバクバク食べるようになった。
赤虫エサをあげているうちに気づいたのだけど、水面に浮かんだエサが水槽に縁に寄ってしまうんだよね~。
↑ こんな感じにエサが縁に寄ってしまう。これまた個体によっては食べにくそうにしている。
赤虫エサをあげるときは、フレークの時と同じようにフィルターやエアーポンプのスイッチを切っていたけど、このエサを与えるときは、エアーポンプのスイッチだけ入れて水面に波が立つようにしてあげると、縁に寄りにくくなることがわかった。とりあえずポンプスイッチだけは、入れておくようにしている。
あと赤虫エサは、フレークと比べると消化が良くないような気がするから、ご飯タイムのときは少ないかなぁ?と思うくらいの量にしている。
飼い始めた頃は、5匹のうちの1匹が他の金魚をつついて追い回すことが多かったけど、いまはエサのときも仲良く食べてくれるから安心、安心。
ん~、あと数年したら金魚も大きくなってるだろうから、水槽も大きくしないとダメそうだなぁ。