竹田恒泰氏が
「吉本の弁護士が糞であることは疑う余地がない」
とコメント( 記事はこちら )していたけど、はたしてそうだろうかね?
見方によってはそうだろうけど、オイラはやっぱり吉本興業の岡本社長がすべてだと思う。
弁護士も食べていくのが厳しい時代だし、吉本興業のようなお客さんは大事にしたいと思うのも理解できる。いわゆるYESマン弁護士になるのが得策。
弁護士はいくらでもいるわけだし、ここで岡本社長と反対の意見(正論)を述べてしまえば、芸人側に付いてしまうことにもなる。
オイラも竹田恒泰氏が言うように、弁護士であれば正論で会社を正しい方向に導いてほしかったと思う。
だけど過去に不動産物件で弁護士に依頼をして感じたことは、
弁護士もお客さん(大企業やお得意さん)が全てということ。
もちろんそうでない人もいるけど探すのは大変なこと。
オイラのような小さな個人が大企業相手に法律を盾に訴えようものなら、一旦は依頼をうけるものの弁護士が、被害者に不利な条件で丸く収めようとしてくるし、ホームページに記載されている相手企業の顧問弁護士も伊達(だて)じゃないのだろうなぁと感じたことがある。
それと弁護士というのは、
「イソ弁(居候(いそうろう)弁護士」の略)」と言って、新米の弁護士は、法律事務所に雇われて働く人が多い。最近は国の政策もあり、弁護士が増えすぎて、イソ弁の受け皿も減っているようだけど。。。
独立して独り立ちしたときに、お世話になったボス弁護士が相手の弁護士に選ばれていた場合は、基本的に戦わないというのもよくある話なんだよね。
だから
今回の吉本興業の話は、社長が弁護士に対しても圧力というか、
「こうする場合はどうすればいい?」
というような悪の話が前提にあって、それに対して弁護士が誤った判断・対応をしてしまったように思う。ここを竹田氏は「クソだ」と指摘しているのだろうけど、組織で働いたことのある人なら”圧”の強い体制であれば、弁護士であっても悩み、迷うことは理解できるはず。
吉本興業というビッククライアントを失っても食べていけるような有名な弁護士であればいいけど、今回の弁護士はそうではなかったか、吉本興業のカラーに染まってしまっているように感じる。
横暴、横柄というウワサもある岡本社長のような人に対してしっかり物が言える弁護士というのは、なかなかそう見つけられるものじゃない。いたとしても今回の問題のように契約解除されるんでないの?(苦笑)
上の弁護士を擁護するつもりはないんだけど、会社の体質からすると弁護士に対しても「圧」があったとみるのが妥当のような気がするんだよね。
正義の味方のように見える弁護士も、営業マンと同じで、内容も人間性も素晴らしい弁護士もいれば、そうでない弁護士もたくさんいる。顧問先の社長が言うことを忖度する弁護士がいてもおかしくない。
優秀な弁護士を雇うまたは弁護士が正論を述べることができる体制にするには、雇う側の会社あるいは経営者の資質も重要な要素になるのは間違いない。