「真実を伝えるジャーナリストには本物と偽物がいる」。
最近、週刊誌で取り上げられたフリージャーナリストの伊藤詩織さんのレイプ事件。伊藤さんは、元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏から受けた性犯罪被害を告発していたわけだけど、メディアは取り上げることなく沈黙を守っていた。海外ではかなり前から報道されていたにもかかわらずだ。
なぜか?
実はジャーナリストの山口氏は、安倍首相を取り上げた「総理」という本を書いていて、ちょうど出版される前日か数日前に事件が発覚したこともわかっている。山口氏は空港ロビーで逮捕される手配も整っていた。
ところがだ。
警察幹部の命令で、逮捕されず、しかもレイプ事件はもみ消されている。逮捕状が出ているにもかかわらず、異例の取りやめ命令をした警視庁の刑事部長は誰だったのか。
それは、菅義偉官房長官の秘書官を務めたこともある警察官僚・中村格氏。
(警察官僚だって悪い人ばかりじゃないはずだけど、連鎖して腐ってきちゃてるよね)
山口氏は過去にも安倍首相にとってプラス材料となる記事を投稿していたこともあって、それらの見返りではないかという見方も出ている。
このような事件が、もし権力者の意図によって表に出ることなく、メディアをコントロールしているのであれば、これは大きな問題であると声を大にして言いたい。閲覧数の小っさいブログだから影響力はないけどさ~(苦笑)
ここでタイトルのジャーナリストの本物と偽物の見分け方に触れてみようと思う。
まず
1.発信する情報が、ジャーナリストにとって利益がないこと
発信する情報が、ジャーナリストにとって利益がないものは、真実である場合が多い。が、権力者によって情報がつぶされてしまうことも多いので、発信しようとしている問題提起すら一般の人には伝わらない。
2.リスクを抱えて情報発信している
ここで言うリスクは「命」がかかっている情報のこと。わざわざ”命”をかけてウソを公言するジャーナリストは少ないと思う。
たとえば、国の体制批判の類だけど、ロシアでは、プーチン批判をしていたジャーナリストが国内はじめ亡命先のイギリスなどで暗殺されている。(←ほんとだよ)
最近は、この類のニュースはロシアだけが暴露されているけど、これも欧米の経済制裁のひとつなのかね?他の国にも闇に消えるストーリは沢山あるわけで、ロシアだけが取り上げられているというのは何か意味があるのか考えてみたけど、わからん。m(。≧Д≦。)m
3.募金を募っている
ニュースになりにくいものも多く、お金にならないから、募金活動で得た収入で活動している人も多い。
いまここに書いている記事も本当なのかウソなのか分からないよね。だってオイラが書いているんだから。(笑)鵜呑みにしないで読んでほしいけど、ほんとのつもりで書いている。
信じていたジャーナリストがウソをついていることだってあるかもしれない。もしくはジャーナリストがウソの情報をつかまされて、それを発信してしまうことだってあるはず。
大事なのは、読者が情報に対して疑問に思うクセをつけることだと思う。情報に対する国民の読解力、分析能力が高まれば、権力者は発信する情報に対して意識を高めざるを得なくなるからだ。
自身も少しずつ情報に対するアンテナを高くして、常に考え、疑問に思う習慣をつけていこうと思っている。その情報に対して自分の見解が間違っていたとしても恥ずかしいことはない。
情報を鵜呑みにしていた姿勢を正すことは間違っていない。