吉本の闇営業問題は、契約書無しのギャラ配分「 9:1 」こそ「闇営業」なんじゃない?

 

詐欺グループの ” 闇営業 ” 問題は、沈静化を図ろうとしていたら、逆に大きくなってしまったようだ。

 

吉本興業から多くの芸人が謹慎処分が下された。

もちろん一番悪いのは所属芸人と言わざると得ないけど、契約書無しのギャラ配分「 9:1 」というのも問題の根底になっているような気がするよね。

これこそが「闇営業」と言ってもいいんでないの?




 

たしかに事務所の力で、売れてる人の番組に出演させてもらったり、仕事が回ってくることもあるだろうから、ある程度事務所側が有利になっているのも仕方がないと思う。

 

ただ契約書を交わさないというのは、何かしら理由があるからだろうと思う。

だけど売れない芸人さんも事務所の指示で労働に出ていることを考えれば、最低賃金というものを意識してあげてもいいような気がする。

まぁ、売れていない芸人さんは仕事が発生するだけでも嬉しいだろうから、無給でもがんばるだろうけどね。

 

芸能界は番組収録がグダグダ長くなることもあるから、管理が大変なのかもしれんけど、丸一日収録に出て、交通費と合わせて1000円なんていうのは、ちょっとヒドイよね。

これなんかは、比率でいくと「一万円」の仕事で「9000円」が事務所ってことになるのかな。

 

最近は、業界の再編で出版業界も「脱・取次」が進んでいて、出版社と街の書店が「直取引」をするという形にビジネスモデルも変わってきている。

 

若い世代のテレビ視聴にも変化が出てきているし、芸能プロダクションも変わっていかないといけない時期なのかもしれないね。

 

事務所に所属しない芸人さんが売れていくところも見てみたいけど、面白くて、自身を売り込む力のある人は少ないだろうし、発注側(メディア側)の体制も整っていないだろうから、難しいかな。。。

 

アメリカの芸能界は主導権が芸能人側にあるから、これを機に日本も良いところをツマミながら、双方にとっていい方向に進んでくれるといいけどね。

 

とは言っても、

様々な業界で「夢」がちっさくなってきているから、芸能界のとことん稼げない時代から、売れれば億単位の収入があるというのも悪くないんだけどね。。。

とりあえず最低賃金だけでも考えてあげれれば、いいかなぁと思う。

 

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。