先月11月11日の朝、世界規模で謎の地震が起きていたようだ。
なぜ
「謎の地震」
かというと、
約20分以上続いた地震にもかかわらず、揺れを感じた人が誰もいなかったから。
揺れを感じた人がいないのも不思議だけど、実際にどれくらいの地震だったのかを示すマグニチュードなどが明記されていないから、書いてほしかったよね。。。
この異変に気づいたのは、米国地質調査所の地震観測モニターを見ていた地震マニア。
いままでに見たことのないジグザグの波形をしていて、これをTwitterにアップしたところ、世界中の研究者たちが原因を探ろうと動き出したようだ。
地震は、震源から「波束」と呼ばれる一連の波が生じ、
最も早いP波と横に揺れるS波、そしてゆっくりとした揺れが長く続く表面波が存在する。
今回の奇妙な地震の振動は「表面波」だけで、P波やS波は観測されず、きっかり17秒ごとに繰り返されていたようだ。
フランス地質調査所が11月地震を詳細に調べたところ、どうやらマヨット島の沖合で新しい火山活動が始まっているらしいことがわかってきた。すでに4000年以上も噴火していないらしい。
データを見る限り、
「あまりにも整っていて、自然現象にしては完璧すぎる」
と英スコットランド、グラスゴー大学で応用火山学を研究する博士課程の大学院生、ヘレン・ロビンソン氏は述べている。
とは言え、マヨット島沖の海中で調査や採掘が行われているわけではないので、人工的な原因はあり得ないとも言っている。
今後も海底火山噴火の可能性を探っていくそうだが、
今あるデータでの推測が続くことになるので、原因が普通のことなのか、特殊なことなのかは、それはわからないとのこと。
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