カリスマ経営者カルロス・ゴーン会長がいよいよ解任される時が訪れた。
しかも逮捕。。。
彼が兼務するのは日産自動車とフランスの自動車大手ルノー、そして三菱自動車の3社。
これ誰が引き継ぐんやぁ。。。
倒産の危機にあった日産をV字回復させた手腕は評価されるものだけど、過小申告をし始めたゴーン氏の報酬総額はなんと約100億円!!!
それを約50億円にして申告していたから今回の逮捕につながったようだ。
↑ 海外に建てた豪邸を計上しているとかしていないとか・・・
しっかし日本の企業でも外国人となるとこんなにもらえるんやね。。。
でもこれからルノー連合はどうなるんやろ???
ゴーン氏のように俯瞰できる人がいないと提携している意味が薄れるよね。
今回の事案が発覚するまでには、
ゴーン氏が長いトップの座に君臨していただけに彼への権力集中と報酬に不満を持つ人も多かったみたいで、ゴーン氏の反対勢力が反旗を翻したとも言われている。
反対勢力だって、それなりのポジションにいる人でないと意味がないわけで、No.3前後の人たちが調査をしながら告発に至ったんやろね。
今回逮捕の理由の一つとして、
「役員報酬が有価証券報告書に記載された事実と異なる」
ことが挙げられているけど、この理由で逮捕されるのは極めてマレなケースらしい。
代表取締役のグレッグ・ケリー氏が複数の執行役員らに虚偽記載を指示していたこともわかっているというから、その他諸々の内容と紐づけたものと思う。
逮捕後に
工場閉鎖に追い込まれた周辺住民の声が記事になっているけど、
「身勝手で人情がない人だと思っていた」
というコメントが出ていた。生活ができなくなった人もいるだろうし、決して良いこととは思わないけど、それらの判断ができないから外国人経営者を迎え入れたわけで、当時の悪いことだけを取り上げるのはあまりにも酷やと思う。工場閉鎖やその他コストカットを強引に進めることができたからこそ、今の日産があるんだからさ。
日本のマスコミはどうしてこうも徹底的に叩くのやろねぇ?
何かその他に隠したい案件でもあるのかね?
たとえば、
技能実習生の失踪調査で、改ざんした調査結果を国会に提出していたこととか。。。その後、改ざんする前の調査原票が出てきちゃったこととかね。。。
これらの不正はもっと前にわかっていたわけで、
虚偽記載の指示を受けた執行役員にも問題があるはず。
ゴーン氏とケリー氏が一番ダメダメやけど、それだけで事を対処したらアカンと思うね。
まぁ、悪いことは悪いで
ゴーン氏には退いてもらうのがスジやけど、
国内の多くの雇用を守ってくれたことは素直に感謝するべきところかなぁと思う。
しっかしもったいないねぇ。
無事任期を終えて、退任していれば
語り継がれるレジェンドになっていただろうに。。。