先日、香港や台湾で中国のスパイ活動に従事した男性が妻子が暮らすオーストラリアへの亡命を希望していることが現地メディアによって報じられた。
この男性は香港では上場企業に勤めながら反体制派へのバッシングやサイバー攻撃を指示し、中国大陸からの留学生を香港の大学の学生団体に潜入させて学内の民主化運動の情報を調査させるなど、ネット上の反体制派の意見などを妨害していたそうだ。
台湾では偽の韓国パスポートで潜入して、昨年の統一地方選への干渉工作などに関わったとのこと。
んー、偽のパスポートで他国に入ることは、別に中国に限ったことじゃないから驚くに値しないけど、ITに長けた中国人が各国に潜入して目標達成のために暗躍していることを考えると警戒しておく必要性を感じてしまうね。。。
亡命先のオーストラリアでも高いポジションにいるスパイと接触したとオーストラリアの情報機関に伝えているそうだけど、これは亡命するための取引なのかな?
香港のデモも収まる気配がないけど、現在行われている香港区議会選挙では民主派の議席数が7割を超えて、民主派と親中派の議席数の割合も選挙前と逆転したというから目が離せないね。