現在居住中のマンション規約にある「ペット不可」を「ペット飼育可」に変更できるのか?
結論から言うと「規約変更はできる」。
だけども、実際に管理組合の議題にあげたら相当なバッシングというか、反対意見を覚悟した方がいいかもしれないね。
おそらく飼育不可にもかかわらず、犬・猫を飼っている人がいて、すでにトラブルが発生していることがあるんだよね。
そうなると
「なんでペット可にするんだ!」
となるよね。
だけどペット不可のままトラブル対応をしようとしても20~30年前の規約には、違反者に対しての罰則が書かれていないから何も対処ができないことが多い。張り紙を貼ったりする程度のことしかできないんだよね。だから根本的な解決にはならない。
そうなるとガス抜き対策を繰り返すことになるから、厳格なルールのもとに飼育を認める方が問題解決につながるのではないか・・・というような感じに持っていくといいかもね。
話が少し進んだら、
ペット飼育に関する規則は反対者を納得させるためにも、とにかく厳しくしておく必要がある。
新しいマンションは、ペット飼育可のところがほとんどだけど、築20~30年以上前の建物は、ペット不可の所も多いんだよね。
それと高齢化や核家族化、一人暮らしの世帯が多くなっている日本では、ペットの存在意義もそれなりに認められてもよいような気がするんだけど、反対をする高齢者を説得するのは時間がかかるはず。
正直、築20~30年のところで住み心地の良いマンションは、住み続けてきた高齢の方も多いはずで、静かに余生を送りたいと考える人も多いと思う。
それと最近の日本は「許容」がないというか、自分のことに精一杯になっていて、思考停止状態というか、今さえよければいいという考えが多くを占めているような気がする。
幼稚園問題もそのひとつで、自分の子どもが小さい頃は気にならなかったけど、子も大きくなって家を出ると、周辺の公園で遊ぶ子供の声がうるさいとか、幼稚園建設を反対するという意見が多いとも聞く。
↑ こういった声を聴いてしまうと、
「今の若い人は・・・」
とボヤいている高齢者の中(一部)には、自身の姿勢を見直した方がいい人がいるのも確かだね。
ペット問題に話を戻すけど、
マンションの規約は、多数決が重要になるわけで、高齢者の多いマンションであれば、高齢者の意見が通りやすくなるのも事実。うまく説得ができれば、2~3年でルール変更ができるだろうけど、5~10年はかかるかもしれないね。
だからどうしてもペットを飼いたければ、引っ越した方が早いかも。(笑)