テレビの影響も? 児童のいじめも急増していた神戸の教諭いじめ問題。

 

神戸市の市立東須磨小学校で起きた教諭によるイジメ問題。

激辛カレーを食べさせた後、目にこすりつけていたというから驚きだ。その他にも男性教員の車を傷つけたり、LINEで第三者にわいせつな文言を無理やり送らせるなどの行為もしていたそうだ。


映像を見る限り加害者側の幼さを感じてしまうね。

 

オイラも小学校の時に通っていた塾でイジメを受けたことがあるんだけど、一度イジメをする側に楽しいと思わせてしまうと常態化するんだよね。

学校なんて毎日行くところだから、被害者の教諭も相当ツラかったと思う。

 

最近はテレビを観ていないからわからないけど、

一昔前は「リアクション芸人」というのがもてはやされていたよね。

熱湯に落とされたくて落とされて「やめろよー」と言ったり、他の芸人や司会者にイジられながら笑いを取ったり。。。正直、オイラも笑ってしまったことはある。



だけどよく考えてみると、大人が大人にイジメをしているような ” 映像 ” だよね。何十年も前に某大物芸人も仲間を使って毎週毎週それに近いことをしていたけど、イジメが顕在化し増加し始めた頃と一致するんじゃないかなぁ。

メディアの力というものをテレビ局も芸人もスポンサーも、そして視聴者である自分たちも ”ぬるま湯” に浸かって楽しんでしまった結果が今にあるのかもしれないよね。

 

今回の神戸の教諭いじめ問題の記事を読んでみると

17年度にゼロ件だった同校の児童間のイジメが、被害にあった男性教諭がいじめを受け始めた18年から13件に増えて、今年は半年で16件に達したそうだ。

加害者4人がイジメをしている光景をみた児童もいるのだろうけど、子ども達にも影響が出てしまったと言っていい数値だと思う。断定はできないけど、可能性は高いよね。

 

そうなると自宅で子供(特に幼い時期)に対する接し方も考えないといけない。

 

もしかしたら学校でイジめる側になっている子どもの家庭環境というのが、

たとえば両親が子どもに対してイジワルやらイジメに近いことをしてしまっているのかもしれないし、テレビのお笑い番組で大人がイジられている所をみて一緒に大笑いしているのかもしれない。

 

「大人がしてるんだから、子供がしてもいいはず」

「お父さん、お母さんも笑っているんだから」

 

子供がテレビに映るイジメのような光景に違和感を持たなくなるのも不思議はない。

 

だからテレビで見た映像によって醸成されたその子に取っての ”笑い” が ” イジメ ” になっていて、笑いを取ろうとイジメている感覚はないのかもしれない。

 

もちろん中には”笑い”に関係なく、性格的なイジメも身近に存在する。

 

今回のイジメは加害者教諭たちが悪い。教師たる立場の人がこんなことをするなんて胸クソ悪くなる内容だ。

悪いという言葉では足りないけど、子どもたちのイジメの中には、最初は周りの人を笑かすために軽いジョークのようなノリでやったものが大ウケして、常態化してしまったものもあると思う。

 

毎週毎週テレビでリアクションを楽しむお笑いを小さいうちから観ていたら感覚というものが麻痺してくるよね。

だから目の前にイジられる側の「リアクション」を楽しむことに快感を覚える人間が生まれてきても、これまた不思議ではない。。。

 

ニュースで各地で起こる自爆テロが取り上げられることがあるけど、あれは幼い頃から偏った情報を与え続けて洗脳させる養成所のようなものがあると言われているからね。自身の命を犠牲にするわけだから、よっぽどだよね。

 

いま日本で流れているメディアの情報は、偏っていないのかどうか・・・。

今回のイジメ問題はテロではないけど、大きな違いがあるようには思えない。

 

だから教諭を罰することは社会的にも重要なことだけど、それだけでは根本的な原因解決にはならないということを今を生きる人たちは考えていかないといけない。

 

我々の生活に深く入り込んでいるテレビは、人間の地域活動への参加傾向を低くしているというデータも出ている。これはインドネシアのテレビの受信状態の良い住民とそうでない住民の地域の関係性を調査したものによる。

またインドではテレビの普及に伴い、最近では女性の自立が盛んにニュースになっているけど、インド女性の地位が向上している反面、出生率も低下しているそうだ。

 

それもこれも悪いところだけテレビと関連づけてしまうのも良くないけど、メディアに接する時間が長い生活環境の中、どれだけ人間形成に影響が出ているのかを各家庭で考えてみるいい時期なのかもしれない。

 

そして今、我々は依存症とも言えるほどにネットの世界と接する時間が増えている。良い点も悪い点も指摘がなされているけど、テレビ以上に考えていかないといけない代物なのかも・・・。

 

” 笑い ” というものは社会に必要だし、職場環境にもあった方がいい。

今後は、テレビ局側も社会に与える影響というものを考えて、子供たちが真似をしてイジメにつながるような”笑い”は少なくした方がいい。教育改革も待ったなしだね。

 

イジメは今後もなくならないと思うけど、急増した時期の社会背景を分析して、少しでもイジメや自殺が少なくなるよう取り組んでもらえれば悲しむ人も少なくなる。ビックデータの活用で、分析は以前よりも早く正確になっているから、今後に期待したいところ。

 

被害にあった男性教諭が一日でも早く復帰ができるよう願うばかりだ。

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。