【 潰瘍性大腸炎 】 インジゴ を含む漢方薬の有効性

 

潰瘍性大腸炎 のみなさん、

” インジゴ ”って聞いたことあります?

 

オイラは知らなかったんだけど、潰瘍性大腸炎患者に有効性が高い物質らしいから、頭の隅に入れておいてもいいと思う。

 

インジゴ っていうのは青黛 (せいたい)っていう植物から抽出した物質もので、主に藍染の染料として使われてきたんだって。

中国では以前から 潰瘍性大腸炎 の患者用に「 青黛 」を含んだ漢方薬を処方してきていたんだけど、十分な科学的検証がなされていないこともあり、副作用含め社会的な問題点も指摘されていたそう。




最近になって「青黛」に含まれる”インジゴ”という成分が粘膜治癒を促進する物質として、世界的にも注目されて、その有効性と安全性を検証する臨床試験が行われてきた。

 

その結果、従来の治療薬に反応しなかった患者さんの約7割に有効だったそうで、中には劇的な改善が認められた人もいたという。

↑ これは喜ばしい話だねぇ。

 

ただその一方で、人によっては肝機能障害などの副作用もみられるようだから、注意が必要だ。

厚生労働省も、「 青黛 」を摂取した患者が、肺動脈性肺高血圧症 ( PAH )を発症したケースが複数判明していることから、注意喚起をしている。

 

肺動脈性肺高血圧症 ( PAH )というのは、潰瘍性大腸炎と同じで難病指定されている。さまざまの病気の合併症としても起こるらしく、全身への酸素供給がうまくいかなくなる病気。

 

症状は初期の段階では自覚症状はないようで、ある程度進行すると、息苦しくなったり、すぐに疲れる、体がだるい、意識がなくなるなどの症状が現れるとのこと。

 

オイラも 全大腸炎型 の 潰瘍性大腸炎 を経験してきたから、副作用のリスクがあるとは言え「 青黛 」のような漢方薬を使ってみたいと思う人がいることは、ものすごく理解できる。

 

とは言え、

肺動脈性肺高血圧症 ( PAH )を発症したら、息苦しくなったり、すぐに疲れるともあるから、トイレに行くのもツライことになる。

 

潰瘍性大腸炎でトイレに行くのもツライとなると、こりゃ笑えない。。。仕事を辞められるほどのゆとり資金があればいいけど、服用するかどうかは微妙だね。

利用の際には担当医にしっかり相談をしてから服用するようにしてねぇ。

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。