Flash ( フラッシュ ) が廃れたのは Apple と Adobe の戦いだった。

 

10年以上前は、ホームページに動画コンテンツを搭載した「 Flash (フラッシュ)」という技術が流行っていたんだけど、いまじゃFlashのあるホームページを探すのも大変。

Flash(フラッシュ)は、Adobe社が開発したもので専用ソフトがあって、Flash技術者が存在していた。

 

なぜ「Flash」が廃れていったのか。

 

当時、アップルの社長だったスティーブ・ジョブス氏が

「Flashはバッテリーの減りも早くなるし、パソコンの不具合も起こしやすい」

とあからさまにAdobe批判をして、 iPhone や iPad 端末を Flash非対応としたんだよね。

 

そうなったらAdobe社も黙っていない。

ちなみにAdobe社というのは、Photoshopやillustratorなど世界中で圧倒的な支持を得ているソフト会社。




Adobeは、まず iPhone向けの Flash開発を中止して、売れに売れていたApple製品に対抗すべくGoogleやMicrosoftに接近。Googleは、「Android バージョン2.2」からFlash対応することに。

もちろんAdobe社はジョブス氏のコメントに対し、反論を繰り返した。

 

時は流れ、新しい技術が登場するとGoogleのAndroidやYouTubeなどもフラッシュ非対応となり、フラッシュの利用ができないコンテンツも増えていった。

そしてついにAdobe社が開発を諦めるという事態となり、2020年にはサービスを終了するとアナウンスしている。

 

ほんと進化が早いというか、ネット社会の浮き沈みに振り回されるのは大変だね。友人もフラッシュ技術を身に付けていたけど、いまじゃまったく必要ないわけだし。。。

2014年にはFlash(フラッシュ)を使っていたホームページは80%を超えていたらしいんだけど、いまじゃ20%ないというから驚きだね。

 

2020年末には Google Chrome や Firefox、IE、Edge、Safari も Flash(フラッシュ)を無効化していくことを発表している。

 

この記事を読んでいる人は、おそらくWordPressを使ったブログ運営をしている人がほとんどだろうから問題ないだろうけど、勤め先のホームページにFlash(フラッシュ)が使われているようであれば、今から修正なりリニューアルを提案しておいた方がいいかもしれないね。

 

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。