コロナウイルスはエアロゾル状態で3時間も「生き続ける」。

世界的に感染が広がり続けている新型コロナウイルス( COVID-19 )。
モノに付着したら、いったいどのくらい「生き続ける」のか。。。

スーパーに買い物に行けば、専用の買い物カゴに触れ、袋に入ったポテトチップスやペットボトル、缶詰を手に取っては戻してみたり。

そういった”モノ”にウイルスが付着していれば、触れた人の手に付く可能性が高まる。その手で「目をこする」「ポテチを食べる」「家に帰って家財に触れる」ことになれば、ウイルスは拡散され、体の中に侵入してくるかもしれない。

気にしていたら、疲れてしまいそうだけど、気にしないといけない状況になってしまった。。。早く収束してほしいけど、終わりの日が見えてこないのが現状だ。

”モノ”に付着したコロナウイルスが、どれくらい「モノの表面で感染力を維持」しているのかをアメリカの国立衛生研究所、プリンストン大学、カリフォルニア大学の研究チームが調査結果を発表している。

論文によると
新型コロナウイルスは、数時間から数日間にわたって物体の表面で生存する可能性があることがわかったそうだ。

ということは、
家に配達される郵便物、宅急便、食品などにも付着して生きているということやね。これは感染力が強すぎるというか、自宅にいても感染する可能性があることになるから、きびしいよねぇ。。。

さてさて
新型コロナウイルスが”モノ”に付着した場合の生存期間だけど、下のような結果になっている。

・段ボールの表面 最長24時間

・プラスティック 最長2~3日

・ステンレス 最長2~3日

驚かされたのは、エアロゾル状態でも最長3時間も生存していたことだ。

エアロゾルというのは、気体中に浮遊する微小な液体または個体の粒子と合体したような状態を言うんだけど、この研究結果が事実であれば、

「新型コロナウイルスは、空気感染する」

という言い方もできるんじゃないかなぁ。。。
素人だから正確なコメントはできないけど、「空気感染」というのは空気中に漂う病原体を吸い込むことによって生じる感染経路とあるからね。

「コロナ対策」としてYouTubeにも紹介されていたけど、スーパーで購入したもの、宅配でお願いした食材などは、ひとつひとつ消毒することが推奨されていた。かなり面倒な作業だけど、できるものから対応していくといいかもしれないね。

空気感染と飛沫感染のちがい

「空気感染」と「飛沫感染」は似ているように思えてしまうけど、

「空気感染」は、ウイルスが空気中を漂って、通りがかりの人にも感染する。
浮遊する病原体(ウイルス)の大きさは5μm以下の非常に小さなもので、コロナウイルスは、0.1μm程度とも言われているから、他の物質に付着して浮遊する可能性があるということだ。(あくまで可能性だよ)

「飛沫感染」は、咳やくしゃみなど半径2m以内にいる人にのみ感染を広げる。
いま世界中で注意喚起されている2mというのは、この数値が基本となっている。

感染を少しでも防ぐために個人でできることを実践していくしかない。

1.手洗い
もしコロナが”空気感染”するウイルスだったら、手洗いだけでは不十分だけど、これは徹底した方がよさそうだね。

2.消毒
エタノール等を使ってアルコール消毒やね。

3.マスク
通常のマスクの他に病院などでも使われている「N95」という特殊なマスクがある。なかなか手に入らないけど、空気感染する病原体にはマスクの繊維が細かい「N95」が良いと言われている。

4.室内の換気
現在、国の方針としても室内の換気が推奨されているけど、これって「空気感染」するという認識でいるんじゃないかなぁ。。。というのも「空気感染」は室内の換気をして、空気中の病原体(ウイルス)を排除させる意味があるんだよね。おそらく混乱してしまうから公にしていないことのかなぁ・・・なんて考えてしまう。

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。