ありゃりゃりゃりゃー、こんな南辰(南海辰村建設)のような欠陥マンション買わされたらたまらんねぇ。。。
購入前にはわからんことも多いけど、こういった物件があるということは知っておいた方がいいよね。約10年前にもなる話なんだけど、当時はテレビや雑誌で取り上げられていたみたいだけど、全然知らなかった。。。
5年位前の三井住友建設が建てた横浜の欠陥マンションは、建て替えが決まったけど、なんでこうも違うのかね?
オイラの話を読むより、Youtubeを見てもらった方がいいから
まずは
「南海辰村建設 大津欠陥マンション動画」
を見てみて。
第二話の
「 大覚 VS 南海辰村建設 続・大津欠陥マンション動画 」も見てもらった方がいいかな。
個人的には、第二話の方がいろいろとわかりやすい解説・映像になっているような気がする。
この「大覚 VS 南海辰村建設 続・大津欠陥マンション動画」の中にはさ、
屋上を歩けば、地面がウォーターベッドみたいにフニャフニャ、フワフワ。ここで寝ころびながら流れ星でも見てもらう計画してたんだろうね。
立体駐車場は、
雨が降ると、地下に水が溜まる構造になっていて、放っておいたら深さ1mにもなるっていう地下プール付だぜ。おまけに立体駐車場を動かすチェーンも錆びついてきていて、安全性が確保できないからと、新品未使用の役立たず。
そして最上階の部屋は、豪華にも滝が流れていて、カビやキノコが楽しめる風流な雨漏り設計になっている。
13階からは重さ50kgもある窓がはずれて落ちるし、幸いにもケガ人は出なかったようだけど、こりゃ素人でもわかる最低品質の大変な建物だ。
契約図面も元のものより支柱を細く(経費削減)してたんだってね。
内容を変えていることが発覚しても、建物の完成・引き渡しが完了したとして、南辰(南海辰村建設)は請負残代金の請求をしてきているっていうから神経は太いよなぁ。
支柱を太くしろっていうの!(怒)
なんか読んでるだけで、ホント腹が立ってくるよ。
該当マンションの施主でもある「大覚」という会社は、当然契約が履行されていないわけだから支払はしないよね。
「大覚」は購入者に対して、販売価格の払い戻しに応じていて、誠実な対応をしている。そうしたら南海辰村建設が残代金を支払えと、裁判を起こしてきたというから驚きだよ。
しっかし
こんな杜撰(ずさん)な建物を売り渡してきて、普通、南海辰村建設側が裁判起こすかぁ???
驚くのは、まだ早い。
第一審は、なんと「大覚」が敗訴。
弁護士の選定もイマイチだったようで、最初は「俺に任せておけ!」みたいな感じだったらしいけど、裁判が進むと、相手側の主張には反論しないし、しかも被害者である「大覚」に相談なく無断で費用相殺行為を行っていたと明記されていた。
弁護士っていうのも、依頼すると頼もしい味方に感じてしまうものだけど、訴訟相手の弁護士が先輩だったり、お世話になった弁護士だったりすると、基本的には反論しない、戦わないのが常識にもなっているから、大きな案件の弁護士選定は慎重に行った方がいいだろうね。やりたがらないのも事実。
2015年には、大覚が杭の施工状態をボーリング調査して、少なくとも2本の杭が固い地盤(支持層)に到達していない疑いも出てきた。
南海辰村建設側は
「杭が未達の可能性はない。(杭データに偽装があった横浜市のマンションと違って)電流計で杭の到達を確認する方法ではなく、支持層まで到達したかどうかを、土砂を採取して確かめている。工事記録写真も残っている」
これだけ瑕疵が見つかっているのに、いまも何ひとつ認めていない姿勢だけは一貫していて、ある意味たいしたものやね。
まぁ、調べもしないでどちらが正しいとは言えないけど、建設側の
「杭が未達の可能性はない」
「それは絶対ありえない」
というような断定するようなコメントは信じない方がいい。時間はかかるけど、徹底的に調べた方がいいね。
オイラもリフォームしたときに、
吊るし棚が傾いてきたから、
「補強のため天井に吊るすチェーンが、つながっていないのでは?」
とリフォーム会社に疑問をぶつけたら
「それは絶対にありえない」
との回答。要はお金もかかるし、修繕がめんどくさいんだよ。
作業してるのは、下請けだからわからないことも多いからね。
その時は、オイラが吊るし棚のメーカーに電話をしたり、こちらでもいろいろ調べて、結局チェーンがつながっていないことがわかって、やり直し。
個人レベルでこんなものだよ、ほんと。
まぁ、動画を見てもらえればわかるけど、南海辰村建設(南海電鉄グループ)っていう会社の建てた建物には住みたくなくなるね。。。
他の物件は大丈夫なんかい(南海)???
んー、こんな建物が売られていても法律で罰せられないのなら、新築マンション購入も博打やな。