【コロナ感染】米NYで川崎病に似た奇病で5才男児死亡

まだ日本では確認されていないようだけど、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなどの欧州で、川崎病に似た症状が報告されている。

川崎病というのは、約60年前(1961年)に発見されたものなんだけど、いまも感染症なのか自己免疫疾患なのか特定されていないんだよね。

ちなみに「川崎病」というのは、1961年(昭和36年)に川崎富作という医者が発見し、論文を発表して認知されるようになったもの。

川﨑症の特徴と症状

【特徴】
・発病は夏と冬に多い
・原因が特定できていないから、予防法や検査方法はない


【症状】
・発熱
・両方の白目の充血
・唇や舌が赤くなる、いちご舌、口腔咽頭粘膜のびまん性発赤
・発疹(BCGあとが赤く腫れる)
・手足が赤く腫れる
・首のリンパ筋が腫れる

季節のまったく異なる夏と冬に発病するというのも不思議だよね。

今回「川崎病」に似た症状で重症となる子どもが欧米で73人確認されていて、イギリス国民保険サービスが注意を促している。

アメリカ・ニューヨーク州在住の5才の男の子は「新型コロナウイルス」に感染し、川崎病に似た上記のような症状が出て死亡したと発表されている。

子どもの発熱が5日間以上続いた場合には直ちに病院に行くよう呼び掛けている。

日本が子どもの症状に対して、どのような体制を取っているのかわからないけど、もし子どもの熱が続くようなら欧米の症例を例に出してとにかく治療が受けられるよう強く要望した方がいいかもね。

子どもが5日以上の熱、その他の症状で下痢、嘔吐、呼吸困難、皮膚の蒼白、胸の痛み、倦怠感があるのに

「しばらく自宅待機してください」

と言われてしまったら、対応してもらえるよう交渉してあげてね。
治療を受ければ治る場合が多いとあるし、放置してしまうと心不全を引き起こす恐れもあるというから注意したい。

ちなみに「心不全」というのは、心筋梗塞や心臓弁膜症、心筋炎などの心臓のさまざまな病気が原因となって引き起こされる状態のことを言うんだって。

日本ではまだ欧米のように川崎病に似た症例は確認されていないようだけど、ニュースでは自宅や路上での突然死がいくつか報道されていたよね。

あれはどうなんだろう?

というのも「川崎病」は心不全を引き起こす可能性があると分かっているわけだし、さまざまな症状から「川崎病」に似ていると言われている。

そうなると心筋梗塞になる人もいて、突然死につながっていてもおかしくない。

日本も調査はしているだろうけど、「新型コロナウイルス」とリンクして考えていなかったのか、公表を控えていたのか分からないけど、イギリスの国民保険サービスや米国が症状や症例を発表したことから、これから国内でもレポートされるかもしれない。

まだまだ分からないことが多いから、新型コロナに感染していても症状が出にくい子どもの健康管理も注意してあげてねぇ。

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。