収入も安定してくると自分の持ち家が欲しくなるものだけど、2500万~5000万もする買い物を若いうちにローンを組んで、ギリギリの生活をするよりも、1000万前後の中古にリフォームをして1500万くらいにしておくのも賢明な選択だと思う。
500万のリフォーム費用があれば、2LDK~3LDKクラスのキッチン、洗面台、お風呂、玄関、壁紙、絨毯、室内扉など、すべてのリフォームが可能になる。
リフォーム見積は、面倒だけど最低3社には依頼した方がいい。
自分もフルリフォームの経験があって、3社に依頼。1社は480万弱、もう1社はキッチンと洗面台リフォームなしで確か850万くらいで、すべて込みにすると1000万!!残りの1社は550万だった。
見積だけで500万の価格差が生れたわけで、正直驚かされた。
それと持ち家を手放して、引越をすることはリフォーム会社には伝えない方がいいかもしれない。(賃貸からの引越は問題ない)
と言うのも、持ち家を売って現金が入ってくることを計算して見積してくる営業マンもいるらしいから気を付けたほうがいい。
あと戸建てやらマンションを購入する不動産会社にリフォーム会社を紹介してもらっても、他社リフォーム会社名は聞かれても答えないこと。大手不動産会社であれば、繫がっていることも考えられるからね。
話を戻そう。
まず30歳で35年ローンを組んだとして、払い終わるのは65歳。
35年~40年も経過すると老朽化も進み、大規模修繕に大きなお金が必要になってくる時期で、マンション管理会社や住民同士の意見の食い違いでトラブルも増えてくるからめんどくさい。
しかもこの35年ローンっていうのも、誰もが勤続年数に応じて賃金が上がっていく昭和の遺物であって、いまじゃ賃金上がるのは上場企業、一部の優良企業くらいだけでしょ。。。
いまの若い人たちが、この遺物に合わせてローンなんて組まないほうがいいよね。
そう言えば、マンション管理会社ってアタリハズレがあるけど、不動産会社に聞いたら教えてくれるのかね?もちろんグループ会社ではない場合に限るけど。。。次回は、聞いてみようかな。
とりあえず若いうちは多少面倒があっても若さで乗り切れるかもしれないけど、年を重ねるとストレスが病気に直結してくるから怖いよね。
それだったら、50歳くらいまで安価な中古でガマンして、一番収入が安定している?50歳半ばで新築を考えて、ドーンと一括払いか、頭金をしっかり払ってローンを組めば、70代でもトラブル少なめで過ごすことができる可能性がグッと高くなる。
収入が安定していなかったら、購入を諦めて中古に住み続ければいいし。
もう一つ大事なことは、
1000万~1500万位の中古物件を購入する場合、できるだけ人気のある駅で周辺環境にスーパー、学校、病院のあるものを選ぶこと。駅から近いことも重要だね。
これから少子化で物件も売れなくなる時代だから、売却する時を考えて購入した方がいい。
もし底値に近い価格で購入できたなら、10~20年後に売却となっても、物件は800万前後で売れる可能性もあるから、単純計算で10~20年の家賃が200万で生活できたことになる。20年計算だと、1か月あたり約8400円!!
当然、売却するときに現金も入ってくるから、新築購入の際に頭金にすることもできる。
1000万~1500万クラスの中古だからと言って、テキトーに選ばないことだね。
しっかり考えて購入すれば、後々の資産形成になるから。
最近は、人生100歳時代と言われ始めているから、上の方法も将来はどうなのか良くわからない。まぁ、この「人生100歳時代」という言葉も、年金問題を解決するための戦略かなぁと考えてみたけど、そういうわけでもなさそうだ。
医療の進化、IT(ビックデータ)の活用で予防医学が今よりも発展することは間違いないし、IPS細胞を使った再生医療も期待されているしね。
電球だってめちゃめちゃ長寿命になってるからね。(笑)
なにはともあれ、
年を重ねてから新築を建てた方が、目も肥えてきているだろうし、終の住処として戸建てやマンションに対する考え方も変わってくると思う。しかも周辺の友人等も既に家(マンション)を購入している人が多いだろうから、失敗談やら気を付けた方がいい点を聞くこともできる。
米国は100年、英国は140年も持つ家が多いのに、日本はなぜか30年。。。
最近は、日本でも「100年持つ住宅」というのも出てきているから、何が違うのかも今のうちから見ておくといいかもね。
まぁ、50代で欠陥住宅に当たった場合を考えると心労も増えて、精神的に参ってしまいそうだから、購入の際は、できるだけ保証のしっかりした大手がいいのかな。