除草剤「ラウンドアップ」訴訟がアメリカで急増。日本では普通に買えてる不思議。。。

 

強力な除草剤として人気の高い「ラウンドアップ」。

戸建てに住んでいる人なら使ったことのある人も多いと思うけど、いま米国で訴訟が急増してるんだってね。今年7月の時点では1万8,000件だったものが、今月には4万2,700件と倍以上。

問題となっている「ラウンドアップ」には、グリフサートという主たる除草剤の有効成分が含まれていて、それが癌(がん)など様々な病気を引き起こしていると言われているからなんだよね。すでに複数の地方裁判所で原告側の主張を認め、賠償金の支払いが命じられているんだって。

 

ヤフーのラウンドアップ訴訟の記事はこちら

除草剤で末期がんになったとされる裁判風景と記事はこちら

 

だけど日本では、この問題になっているモンサント社の除草剤が普通に売られているんだよね。

しかも主成分である「グリホサート」は特許が切れているから、どこの会社であろうと「グリホサート」を使用した商品を販売することができるようになっている。もちろん日本でも様々なメーカーから販売されている。




 

農薬、医療薬などは各国で異なる規制によって販売されているけど、環境や人体への影響は大丈夫なのかなぁ?

 

大量に摂取すると健康に問題のある物質の量というのは、1商品に含まれる含有率が当然低く設定されているけど、「ガンを引き起こす」可能性のある物質を、少量ずつ様々な食材から摂取していたら、どうなるか・・・ということは考えられていないんだよね。

 

小さい頃から何十年もかけてそういった物質を摂取し続けてきた積み重ねが、60代、70代になって”ガン”が発症するという結果につながっているのかもしれないし、人によってはそれが20代、30代で発症してしまう可能性も否定はできないよね。

ただこういったものを証明するのって難しいよね。家庭によって食べているものも違うし、どこにどれだけ住んで、何を食べたかなんて記録している人はいないだろうからね。

 

最近は、ビックデータの活用が盛んになっているから、各家庭の食材購入データも蓄積されているから、いろいろとわかってくることが増えてくるのかな。

 

だけど仮に日本でも「ラウンドアップ」が販売禁止になって、「グリホサート」の含まれる除草剤を自宅の庭で使っていたら、自宅を売却するとき告知しないといけないのかね?

 

というのも日本の法律では汚染した土地の売却時には、所有者は告知しないといけない義務があるからね。まぁ売却の際、言わなきゃわからないことだけど、なんとも後味の悪い話になりそうだよなぁ。。。

    

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「おなかがグー」の管理人シンメイです。日々の出来事や体験などを投稿していきますので、よろしくです。 ブログタイトルの「おなかがグー」は、パソコン等で情報を集める空腹時にも似た日々の作業と潰瘍性大腸炎である私のお腹の具合をイメージして名付けました。