天井を覗くと立派?な骨組みの木材が2ヵ所あるんだけど、
んー、この木材って何を支えてるかわかります?
わかったらスゴイけどね。
電球じゃないよ。(笑)
天井に止まってる角材はたった1本の釘で固定されてるし、たいしたものじゃないだろう・・・と思うよね。
↓ 下はこんな感じ。
写真左下の釘は飛び出てきてるし、ほとんど意味ない感じ。。。
↑ 拡大した写真だけど、ココはネジが1本で木ネジが使われているような気がする。
↑ もう一か所は釘が2本。
無計画というか、明らかにてきとー。
木材が下に伸びているから何かを支えていることは分かるんだけど、こんな細い丸釘を使うかね?素人のオイラでもこんなことはしないけどね。
これじゃ下が重たいものだったら抜けるんでない???
それじゃー、何を吊るそうとしているのか早速みてみましょー!!!
ジャジャーーーン。
おーーー、かっこいい食器棚だぁー!
これはクリナップのシステムキッチンなんだけど、
現在のモデルに当てはめると「ラクエラ」になるのかな。
だけどさっきの天井裏の固定方法で大丈夫なんかね??
これって結構重たいんだよね。
もしかして・・・。
さっきの丸クギってさぁ、食器が取り出ししやすいように下がってくる仕様なんじゃない??
そうだよ、絶対そうだよ!
↑ コレコレ。
う~、自動昇降機だぁ!!!
たのしみー・・・なワケない。。。
納品後、ほんとうに下がってきた。。。(爆笑)
↑ これは上の壁と食器棚の間のスペース。
ここにはコーキング(シーリング)と言って、隙間やつなぎ目をキレイにするためのゴム状のものを流しこむんだよね。
室内で使用されている場合、季節によっては上のようにコーキングに隙間ができ始めてしまう場合もあるけど、今回のような吊るし食器棚で1か月もしないうちに穴ができ始めた場合は、コーキングの使用量が少なすぎるか、重さによって下がってきている可能性がある。
こんなものが落ちてきたら、オイラの奥さんも大変なことになるし、子どもが近くにいたらどうなるかわかったもんじゃない。。。
↓ とりあえず下の矢印の箇所をスグに計測しておいたんだよね。
天井から食器棚の左隅ね。
なぜ左隅を計測しておいたかと言うと、右隅は左側よりも固定箇所が多いから傾くとしたら左からと思ったから。
こういう不安ってさ、当たっちゃうんだよね。。。
1か月もしないうちに1cm以上も傾いてきて、壁紙もヒビが入ってきた。すぐリフォーム会社に連絡・・・とその前にメーカーにも確認して、詳細を確認しておいた。
「仕様書通りに組んでくれれば、傾いてくることはない」
とのこと。
オイラのリフォーム会社さんは、仕様書を確認しないで感覚で設置してくれたんやね。
すげぇな。きっと経験豊富なんだな。
リフォーム会社のアフターは、保証がたしか3年だったかな?
こちらに非がなければ、無償で修理をしてくれるんだよね。
修理の時は、下請けではなくて、そこの技術部門の担当者が直接来て対応をしていたんだけど、態度が横柄だったねぇ。やる気がないというか。。。なんというか。
実際に1度目の修理で終わらず、最終的に3回来てもらうことになって、やっと傾いてこなくなった。
修理2回目のときは、
「これでダメだったら、柱を入れることも検討してください」
と言われたからね。。。
そう言えば、
「食器も減らしてください」
とも言ってたな。。。
これ食器棚だぜ。(笑)
↓ そうそう柱を入れるっていうのは、下の画像の赤矢印部分にだよ。。。
メーカーも「しっかり設置すれば傾くことはない」と言ってるわけで、こちらとしては妥協する必要ないから、もちろんお断りした。
正直、この情熱大陸にも出てきそうなプロの職人集団を相手にしてるとさぁ、こっちが疲れるというか、時間ばかりかかってイライラしてきちゃうんだよね。
だけどひとつ言えることは、面倒くさらずに一つ一つクリアしていくこと。
それとリフォーム会社は完成後の保証がしっかりしていて、ある程度の規模があるといいかも。今回リフォームをして感じたことは、大掛かりのリフォームを小さい会社に依頼した場合、アフターケアをしてもらえない可能性があるということ。
だって人も少ないから、職人さんを回してもらえないよね。
こちらの勉強不足でリフォーム会社に無理を言っているのに気づかないのはNGだけど、しっかりネットや専門書で勉強をして、諦めず、面倒くさらずに当たり前のことをしっかりお願いしていけば、最終的に満足のいくリフォームになるはず。
オイラのリフォームもコレでは終わらない。。。(笑)
みんなも気をつけてねー。